6/12(水)は「児童労働反対世界デー 」です。
バングラデシュ・ダッカ事務所では6/12(水)から14(金)までの3日間、
家事使用人として働く少女たちの置かれている状況を広く伝えるキャンペーン
実施します。

「ほうきではなく、本をください」
6/12(水)~14(金)の3日間、少女たちからのメッセージを印刷したポスターや
ステッカーを、ダッカ市内のバスやリキシャ、約4,500台に貼付していきます。
今回のキャンペーンには、シャプラニールだけでなく、家事使用人として
子どもへの支援活動を実施しているNGOへも参加を呼びかけており、
オポロジェヨ・バングラデシュ、アイノシャリシュケンドラ等のNGOも協力を
乗り出てくれています。
その他、頼もしいことに、ダッカ市内の大学に通う4つの学生グループがバスに
ステッカーを貼っていくのを手伝ってくれることになりました。

キャンペーンの様子は
キャンペーン専用フェイスブックページ
に随時アップデートしています。
少女たちの声を伝えるキャンペーン、いいね」や「シェア」で、日本からも応援
してください。よろしくお願いします。

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ダッカ市内アジンプール地域の大学に通う学生グループ「ECOTAI BOL」(団結は力という意味)のみなさんと。「何か社会の役に立ちたいと思っていたけど機会がなかった」今回のキャンペーンでは同地域のバスにキャンペーンステッカーを貼っていくのに協力してくれるそうです。

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小学校の授業で、家事使用人として働く子どもたちが置かれている状況を教わった若者たち。家庭に住み込みで働く子どもたちは時として雇い主から暴力を振るわれることも。そんな状況を知って「同じバングラデシュ人として恥ずかしい」「自分たちも何か役に立ちたい」と思ったそうです。今回のキャンペーンでは、子どもたちの声を伝えるラリーに参加してくれるそうです。

その他学生グループや、他NGOの協力を得てキャンペーンの準備を進めています。
ぜひキャペーンFacebookページをご覧ください。

ダッカ駐在員 植田貴子