一時帰国から戻ってやっぱりバングラデシュはあったかいと思ったのもつかの間、毎日霧が立ち込め、薄ら寒い日々が続いています。ダッカは都市熱もあるのでだいぶましだと思うのですが、今日の私のかっこうも長袖のサルワールカミーズの下に長袖の肌着(いわゆるババシャツ)を着て、カーディガンを着た上、ひざ掛け代わりにショールを持参、という状況。

新年早々の1月4日ごろから今年は強い寒波が来て、北部では38年ぶりに最低気温摂氏5度を記録しました。日本の寒さからしたら「たいしたことないじゃない」と思うかもしれません。でも、セーターの1枚もなく、暖房も一切なく、家もすきま風だらけで、ろくな布団もなく、お湯を浴びることもできず、その上ろくに食べるものもなかったら?これは死活問題です。

実際、この数日だけで、北部を中心に寒さのために118人の死者が出ました。ほとんどがお年寄りや子どもです。気象予報では1月中にまだまだ寒波が来るらしく、心配です。