BDR本部での虐殺事件の捜査を一括して担当することが数日前に発表された商業大臣のファルーク・カーンが今日、捜査の結果、今回のBDR事件にイスラム過激派のジャマトゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(以下JMB)が関わっていることがわかった、と発表しました。(→新聞記事)やっぱりね…。ちなみにこのファルーク・カーンという人は退役軍人です。事件後の政府の軍への気の遣いようは相当なものがあり、捜査の責任者に彼を据えたのも、軍人たちを納得させるためでしょう。

これに伴い、独立記念日である3月26日のパレードも中止されることが決定。次に狙われるとしたら独立記念日のパレードだよなあ、と思っていたので、中止の決定を聞いてよかった、と思いました。それにしても、叩いても叩いても2~3年するとまたはびこってくるJMB。ゴキブリのようなしぶとさです。何をしでかすかわからない連中が関わっているとわかっただけに、徹底した捜査と事件に絡むJMBメンバーらの一刻も早い逮捕が望まれます。

2006年のJMBの首領逮捕に功績を残したグルザール大佐は、身元不明だった遺体のDNA鑑定により、死亡が確認されました。こういう優秀な人も亡くなっちゃったし、今後のJMB狩りは大変でしょう。

それにしてもシェイク・ハシナ首相率いる新政府、立ち上がってわずか2ヶ月足らずでなんと大きな試練に見舞われたことか。でもここでどうにか踏ん張ってほしいです。バングラデシュが平和なよりよい国になっていくためには、国際社会も現政権が潰れないように、とにかく支えていくしかないと思います。