【児童労働反対キャンペーン】今こそ「児童労働は認めない」と大きな声をあげていく時

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今年2021年は、「児童労働撤廃国際年」です。そして、国際社会共通の目標である持続可能な開発目標「SGDs」のターゲット8.7では、「2025 年までにあらゆる形態の児童労働を撲滅する」ことを目標にしています。このような世界の動きに対して、バングラデシュ政府も2025年までにゼロにする、と宣言しています。

2013年のバングラデシュ政府統計によると、バングラデシュの児童労働の数は、2003年に230万人だったが2013年には170万人に減った、と報告しています。私自身、この10年でそこまで減った、社会が変わったという印象を正直持ってはいませんが、人々の意識の中に「児童労働は良くないことだ」という意識は生まれてきていると感じています。

しかし、目標達成期限である2025年まで、あと4年。170万人いる児童労働をどのようにしたらゼロにできるのか、具体的な解決策を示し実行していかなければ、目標だけで終わってしまうでしょう。

シャプラニールでは、児童労働の中でも外から見えないためにNGOなどの支援対象とされてこなかった、家の中で働く家事使用人の女の子に対して、2006年から支援活動を行ってきました。現在は、少女たちへの直接支援にとどまらず、同じ思いを持つNGOや団体と連携しながら、周辺の人々や団体、そして政府に働きかけることで、児童労働のない社会をつくるための活動をしています。

シャプラニールに限らず世界各国で様々な個人や団体などが活動を行い、少しずつ社会から児童労働を減らすことができてきたのですが、新型コロナウィルスによる影響により児童労働が増えてしまうことが危惧されています。このような児童労働が生まれる要因が増えてしまった今だからこそ、私たちは「児童労働は認めない」と大きな声をあげていくことが大切だと思っています。

家事使用人として働く少女

家事使用人として働く少女の様子


シャプラニール児童労働反対キャンペーン2021(6/10~7/31)
6月12日は「児童労働反対世界デー」。そして、2021年は国連が定めた「児童労働撤廃国際年」です。私たちはこのキャンペーンを通して、世界の児童労働の実態、シャプラニールが行うバングラデシュとネパールの児童労働への取り組みをお伝えします。児童労働について知って、学んでもらい、さらに児童労働撲滅に向けて、ひとり一人ができる「アクション」についてSNS上で情報発信をしています。

▼キャンペーン特設ページはこちら。『何ができるか、一緒に考え、行動しませんか?』
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1件のコメント

  1. 花木陽子 on

    子どもを使用人として使う人たちは、長年の習慣だし、「私がこの子を使ってあげているからこの子の親は助かっているのよね。」ぐらいにしか認識出来ていないのではないかと思います。カーストの下の者を使うのを当然と思っている意識が有るのではないでしょうか?アフリカでもそうですが使用人には何をしてもいいという意識が有るのではと思います。(ここでカーストという言葉を使うのが適切かどうかは分かりませんが)

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