デング熱に注意

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バングラデシュでは、6月~10月の間、デング熱が発症する時期です。
デング熱とはデングウイルスを持った蚊に刺されることで感染し、
発症すると激しい頭痛や関節痛、高熱、発疹などの症状が出ます。

数年前、日本でもデング熱が発生してニュースになっていましたが、
今年、バングラデシュでは、デング熱の感染拡大が深刻になっています。
今年に入ってからすでに57人が亡くなり(8月5日現在)、8月4日の1日だけで1,870人が新たに入院しました(8月5日、The Daily Star)。
病院にはデング熱の検査を待つ人が列をなし、病院の廊下も含めて多くの人が治療を受けています。デング熱の検査キットも不足ている状態です。
この状況に対して政府は、2000年から統計を取り始めて以来最悪の事態である、と発表しています。
デング蚊は、クーラーの室外機や植木鉢の皿にたまった水などに媒介し、農村部にはいない、と今まで聞いていました。つまりデング蚊がいるのは都会だけだと。
ところが今年は、バングラデシュ全土で発生しています。25,000人近くの患者のうち、約6,000人はダッカ以外です。

来週8月12日からはイスラム教のイードがはじまり、今週からイード休暇の帰省ラッシュが始まります。
しかし、この状況に対して、ダッカ市役所は、イード休暇返上で対応をするように、市役所職員の休暇をキャンセルすると発表しました。

病院にあふれる患者(the Daily Starより)

病院にあふれる患者(the Daily Starより)

薬を噴射(Dhaka Tribune より)

薬を噴射(Dhaka Tribune より)

2007年にデング熱にかかり重症化した経験を持つ私は、またデング熱にかかるのはとても怖いので、毎日虫よけスプレーを全身にかけてから出勤しています。
それでも不安なので、事務所内にやぶれた網戸はないかを確認して修理をしました。
日本から持ってきた虫よけスプレーを事務所に置いて、外出するスタッフにはいつでも使うように言っています。

今週末にはマレーシアからデング蚊駆除のための薬が新たに輸入されるとのこと。
大型スプレーで薬(殺虫剤)を町中に撒くのですが、その撒き方も豪快。散布している人もマスクをしていなかったり、人がいるところにも構わず撒いています。人体への影響も考えて撒いてほしい、思いつつ・・・・。
とはいえ、これ以上デング熱患者を生まないためにも、効果を期待しています。

バングラデシュに来る予定のある方、どうぞ虫よけスプレーを持参して予防を万全に。

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