こんにちは。支援者コミュニケーション部インターンの識名です。
今年度シャプラニールでは、たくさんの方に国際協力の魅力を知ってもらえるよう「国際協力1DAY体験」として、活動の説明や、事務所の見学、ボランティア活動を体験いただけるイベントをほぼ毎月実施しています。

今回は先日、8月9日に開催した国際協力1DAY体験の様子をご報告いたします!
この日は中学生・高校生・大学生、そして保護者の方まで、計13名の皆さまが参加してくださいました。

シャプラニールの活動説明中はメモを取りながら真剣に聞いてくれました!

まずはシャプラニールの国内外での活動について、クイズを交えながらご紹介し、バングラデシュの家事使用人の問題についても説明しました。

今回の参加者の中には、本を通じて難民問題に関心を持った方や、海外ボランティアの経験がある方など、「国際協力を通じて人とつながりたい」という思いを持つ方が多くいらっしゃいました。その動機を伺い、「自分にできることをやってみたい」と考える人がこんなにもいることを実感し、とても嬉しくなりました。

隣り同士仲良く作業を進めていました!

活動紹介の場面では、中学生の方が国旗クイズを全問正解したり、初対面同士で相談し合ったりと、参加者同士が自然に交流する姿が印象的でした。多文化共生事業についてお話しした際には、保育園での経験など、身近な事例と照らし合わせた感想も寄せられました。

活動の説明を聞いた後は、国際協力の実践です!ボランティア体験として、寄付として届いた切手の仕分け作業を行いました。全国から届いた寄付物品がどのように事業資金となり、困っている人々の支援につながっていくのかを、実際に手を動かしながら体験していただきました。小さな作業の積み重ねが大きな力となり、「誰一人取り残さない」ための大事な一歩になることを実感していただけたと思います。

休憩時間には、今回参加してくださった方と、スタッフや日頃から参加していただているボランティア間の交流の場としてみんなでお茶を飲みながらお話ししました。「実際に国際協力NGOの現場を見られてよかった」といった感想もいただきました。支援してくださる方々と直接つながる機会の大切さを、改めて感じられるひとときでした。

お茶の時間は皆さんで和気あいあいとしていました

最後には、「私にもできることがあり、周りにも広げていきたい」「家事使用人について初めて詳しく知ることができ、勉強になった」などの声をいただきました。参加者を通して、国際協力の輪がさらに広がっていくことを願っています。

今回、インターンとして「国際協力1DAY体験」を運営する立場を経験し、同じ志を持つ仲間とつながる場をつくれたことを心から嬉しく思います。

ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
今後の「国際協力1DAY体験」も引き続き参加者募集中です。皆さまのご参加をお待ちしております!
参加希望の方は以下のページをご覧ください!
https://www.shaplaneer.org/news/events/sutenai_volunteer/



支援者コミュニケーション部インターン 識名