過去プロジェクト│子どもたちによる環境教育事業(2009年3月終了)

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支援概要

地域にある資源の有効活用と環境教育

シャプラニールは、DRCSC(Development Research Communication & Services Centre)が実施しているENRE(Ecology and Natural Resource Education)プロジェクトをが支援しています。このプロジェクトは、地域のリソースの有効活用と環境教育を行うことを目的とし、地域リソースのマネージメント、環境教育を行う教師のトレーニング、トピック別(ごみ、野菜、水、など)のブックレット制作などを行っています。

環境学習の様子

環境学習を勉強する生徒たち

環境学習の様子

環境学習の様子

活動内容とその成果

これまで 2005年度より3 年間にわたり、子どもたちがグループとして取り組む環境に関する学習活動への支援を西ベンガル州内各地で実施してきた。その結果、子どもたち自身が運営を担う環境リソースセンターが10カ所に作られた。持続的な活動ができる基盤ができたことから、プロジェクトとしての支援は2008年度をもって終了することとした。

都市プロジェクト
毎日夕方(17:00~と18:00~の2クラス)、インドのコルカタ市内のスラムに住む少女たちを対象に開いたクラスには、学校を退学した子や家事使用人として働く少女など、10代の子ども達が参加した。環境学習やライフスキルを身につける学習できる施設です。また、インドの学校教育カリキュラムで環境が必須となったことを受け、担当教師を対象とするワークショップ等の実施もした。

例えば、少女達は、以下のような、生活に必要な最低限の知識や情報、技術を身につけられることができます。
・最低限の読み書き・計算
・栄養の知識や家庭菜園づくり
・スラム内のリソースマップづくり
・銀行や郵便局に行って話を聞く(社会科見学)など

刺しゅうや製本技術を学ぶ。DRCSCが書類などの製本を依頼することもある。cyclone_community_05
自分たちの住む地域にどのようなものがるのか、歩いて作ったリソースマップ。cyclone_community_05

農村プロジェクト

地域の環境(水、ゴミ、植物、野菜、虫など)について知る。そのほか、その地域に昔から住んでいるお年寄りに、この村の昔の様子や失われた動植物のことや環境の変化について聞くことも行っている。

各地の小学生から中学生程度の子どもたちが中心となり、地元にある農業や資源の活用方法を自ら調べて発表する活動や、環境の大切さを学ぶと同時に、農村部では地元で失われつつある作物や樹木、鳥、魚などの種類や土地の性質などを記録する活動が行われた。

この村のリソースデータを集め、植物、鳥、稲など様々なテーマで発表cyclone_community_05
この村にはどんな虫がいるのかを集めた標本も展示発表cyclone_community_05
リサクイル品のアイディアなどを考えた独創性豊かな先生を囲む子どもたちcyclone_community_05
ストローやCDで作った個性豊かな置物やおもちゃの展示cyclone_community_05

パートナー団体紹介


団体名 ディー・アール・シー・エス・シー(DRCSC-Development Research Communication & Service Centre)
地域 インド、西ベンガル州
活動期間 2009年3月終了
団体概要 各地域のもつ資源と生態系を重視し、持続的な農業と農村開発を中心に活動する現地 NGO。1982 年設立。西ベンガル州内 12 県で多くのパートナー団体をもち、他の州との共同プロジェクトやネットワーキングも行っている。創設者であるオルデンドゥ・S・チャタルジー氏はシャプラニールの古くからの友人で、インドを訪問する際、個人的に知己を得た駐在員も多い。現地スタッフを対象とした研修の講師をしてもらったり、バングラデシュからの研修の受け入れや調整をしてもらうなど、関係が深い。2006 年度から3 年間、DRCSCをパートナーとした「子どもたちによる環境教育プロジェクト」を実施してきた。現在は使途をプロジェクトに限定しない、少額の組織支援を行っている。