ついに多文化共生コミュニティスペースがオープン!

クラウドファンディングも実施し、昨年度よりずっと準備を進めてきた多文化共生コミュニティスペースが、ついにオープンしました!

多文化共生事業で進めてきたこれまでの活動から、日本に住む外国人と地域の人々が出会い交流できる場所、また、外国人が日本の生活での困りごとを気軽に相談でき・必要な情報を得られる場所をつくりたいという想いから、この度、9月より新宿区大久保地域にてこのスペースを開設することになりました。

オープニングイベントを実施

開設初日となる9月2日にはオープニングイベントを開催しました。

スタッフ集合写真

オープニングイベントの前半は、地域の関係者の方々向けにスペースの紹介を行い、多文化共生コミュニティスペースの趣旨や運営について説明しました。当日は、東京都や新宿区といった行政の方、社会福祉協議会や地域で多文化共生に取り組む団体の方など、たくさんの方にお集まりいただきました。

また、前半部の最後には国際夫婦漫才コンビ フランポネによる「漫才で覚える日本語」のパフォーマンスも実施され、会場は大いに盛り上がりました。

国際夫婦漫才コンビ フランポネ による パフォーマンス

多文化共生コミュニティスペースの運営においては、今回ご参加いただいたような地域の関係者・関係団体の皆様との連携が必要だと考えています。皆さまとの連携を行い、地域のさらなる多文化共生促進を進めていきたいと思います。

オープニングイベント前半に参加いただいた関係者の皆さまと

オープニングイベントの後半では、実際のスペース利用対象者となる外国人の方、また、地域の人々向けにスペースの紹介を行いました。やさしい日本語で多文化共生コミュニティスペースの説明を行った後、参加者それぞれの自己紹介を行い、参加者同士の交流の時間に。

外国人の方はネパール、ベトナム、中国出身の方の参加があり、日本人の参加者とともに、好きな映画や好きなアイドル、夏のお出かけや日本での進学先についてなどなど、多岐にわたる話題で盛り上がり、話は尽きませんでした。

軽食を食べながらみんなでお話
色々な話題でおしゃべりが進み、話が尽きません

参加者みんなで決めたスペースの名前

そして、このオープニングイベントでは、参加いただいた皆さんと、多文化共生コミュニティスペースの名前を決めるべく、名前の投票を行いました。「マザリナ」「ヒトノワ」「ふらっと」という3つの候補の中から、最終的に「マザリナ」という名前に決定!

「マザリナ」を選んだというベトナム出身の留学生からは、「私たちのような外国出身者など、色々な人がこの場所で、混ざって交流できるようなイメージがいいなと思った」と話していました。

やっと、スタート地点に立った多文化共生コミュニティスペース「マザリナ」。これから多くの人に利用してもらえる場所になるよう、頑張りたいと思います!

「マザリナ」は今後、毎月第1土曜日、第3金曜日の月2回開設していきます。詳しい運営情報は以下のチラシ、また、facebookページで情報を発信していきますので、ご確認ください。

※この活動は赤い羽根共同募金、東京都の助成と皆さまからのご寄付で実施しています

▼やさしい日本語版チラシ / 日本語版チラシ

事業推進グループ
多文化共生事業担当
菅野冴花