ネパール新規児童労働削減事業がスタート、プロジェクトの進捗とCOVID-19感染情報

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ネパールで新規児童労働削減事業を開始しました
2018年、2019年に事前調査を行い、計画・準備を進めてきた児童労働削減のための新規事業が、ネパール政府からの承認が4月におり、いよいよスタートします。

事業地で事前調査を実施した際の様子

事業地マクワンプール郡マナハリ村で事前調査を実施した際の様子(2019年撮影)

この新規事業は、2011年~2014年にカトマンズ盆地内で実施した児童労働削減事業の経験から、都市部で児童労働に従事する子どもを送り出している農村部で活動ができないかと考え、その想いを形にした支援活動です。

事業地は首都カトマンズの南に位置するマクワンプール郡のマナハリ村。この地域は首都へつながる高速道路に面していることから、都市部へ働きに出る子どもが多く、また、他の地域から仕事を求めてくる子どもも多い“児童労働の送り出し地域、受け入れ地域”となっていることが調査でわかりました。シャプラニールは、この地において、地方行政、地域住民と協力し、主に以下3つの活動を通して、児童労働削減に取り組んでゆきます。

①地方行政の児童労働防止の仕組み強化
②地域住民への児童労働に対する意識啓発
③児童労働に陥るリスクの高い児童・世帯への継続的な個別支援

なお、本事業については、日本NGO連携無償資金協力による助成をいただき事業を実施しています。

マナハリ村のバスパーク。ここから子どもたちが児童労働のために移動する。

マナハリ村のバス乗り場。ここから子どもたちが児童労働のために移動する。

児童労働に従事する子ども(COVID-19感染拡大前に撮影)

児童労働に従事する子どもたちの様子(COVID-19感染拡大前に撮影)

シャプラニールが支援事業を実施している、チトワン郡マディ市(洪水防災事業)、マクワンプール郡マナハリ村(児童労働削減事業)では、現在、COVID-19感染拡大による大きな活動制限はとられていません。現地の感染状況、行政の指示を確認しながら、感染対策をとりつつ活動を進めてまいります。


COVID-19感染拡大でカトマンズ盆地は再び行動規制に(4月29日時点)

ネパールにおけるCOVID-19の感染状況は、4月29日時点で累計感染者数が31万人に達し、累計死者数は3,246人となりました。3月には落ち着きを見せていた感染状況も、4月に入り感染者が徐々に増えてゆき、4月29日時点での新規感染者数は4,831名となりました。このような感染拡大の状況を受け、4月半ばよりネパール政府は各郡に行動制限の権限を与え、4月26日には4月29日~5月13日までカトマンズ盆地内の3郡で行動規制措置(Prohibitory Order)を実施することが発表されました。移動制限、映画館・スポーツジムの営業停止、レストラン・スーパー等も営業時間制限等の指示が出されています。行動規制の詳しい様子については駐在員のブログを確認ください。

現地の支援進捗は定期的に更新いたします。今後とも活動の応援どうぞよろしくお願いいたします。

海外活動グループ ネパール事業担当 菅野冴花

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