252_papri.jpg13歳のモスタファ君は公立小学校の3年生のクラスに通っています。父親が小作農で収穫の半分を地代として地主に収めるという生活をしており、父親の手伝いで学業が進まず進級できなかったためです。

 PAPRIの児童補習学級の教師は熱心に彼を指導しつつ、農作業に教科書を持って行って合間に勉強するよう助言しました。助言を素直に聞き入れ農作業をしながら勉強を続けた結果、成績はクラスで6番まで上がり、友達に笑われるほど下手だった字も上手になりました。

(ハリマン・ベグム/フィールドオフィサー、PAPRI)