バングラデシュの中洲(チョール)における児童教育支援

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中洲とは言えその規模は離島で、他の支援は届きづらく教育の機会も限られています。1つのチョールの、2つの村において、特に貧しい家庭の子ども対象に8つの児童補習学級を運営しています。しかし、依然として子どもの未就学率や落第率は高い状態です。

これまで不定期開催であった保護者や地域住民とのワークショップ(意見交換会)を定期的に行い、子どもたちの就学状況の改善にも取り組みます。

 

現地活動ルポ


私たちがこの活動で目指していること

中洲に暮らすすべての子どもたちが、
公的な教育が受けられれること


私たちが活動する中洲の子どもたち(7歳から10歳)の約20%が小学校へ入学しておらず、入学しても10%以上が途中で通えなくなっています。

この背景には、学校運営委員会(日本の教育委員会とPTAをあわせたようなもの)がうまく機能していないことや子どもの教育に対する関心が低さなどがあります。

 

目標を実現するために取り組んでいること

子どもたちに対する取り組み

choor_children_02公立小学校への円滑な復学と通い続けられるようになるための補習教室を8つ運営します。小学校の教科書のほか、ノートやボールペンなどの文具、チョーク、黒板、定規など、教育や教室運営に必要な物資を提供します。また、学習年齢に達した子どもたちのいる世帯を調査し、状況を把握します。

教師に対する取り組み

choor_children_03公立小学校を毎週訪問し、教師たちと、身体の弱い児童の様子、補習教室に通う児童の出欠状況、成績などについて共有し、通学をやめてしまうことを未然に防ぎます。
また、補習教室の教師に対してはトレーニングを継続して行います。

保護者に対する取り組み

choor_children_04保護者とミーティングを行い、教育の重要性を伝え、子どもたちが学校に通い続けられるように働きかけます。学校運営委員会、学校関係者、その他関係機関や人々との間を取り持ち、連絡の取り方について知らせます。

行政や地域の人々に対する取り組み

choor_children_05保護者のほか、専門家、小学校の運営に影響力のある個人による地域教育促進委員会 の設置を働きかけ、学校運営委員会への支援とあわせ、地域住民に学校教育に対する意識啓発を行います。

 

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パートナー団体紹介

団体名Poverty Alleviation through Participatory Rural Initiatives
(略称:PAPRI、略称読み:パプリ)
地域ノルシンディ県ライプーラ郡の2ユニオン(行政村)
年間予算
スタッフ数
約130 万円(6ヵ月)(2019 年度)
裨益者数600人(間接的な裨益者を含めると約3,000人)
団体概要1999 年、シャプラニールから独立してできた現地NGO。
首都ダッカの北東に位置するノルシンディ県(人口約190 万人)内に活動拠点をもつ中規模NGO として、マイクロクレジット、保健衛生など、広く農村開発に取り組む。独立した当初はシャプラニールのみをパートナーとしていたが、徐々に組織としての評価を高め、国連開発計画(UNDP)やユニセフ(UNICEF)などの大きな国際機関とも連携している。
現在は、チョール(川の中洲)にある小学校12校で学校運営委員会が学校運営に積極的に関わっていくよう促す。教育を担当する地方行政にも働きかけを行い、小学校の教育環境を改善し、地域の子どもたちが一人でも多く小学校に通えるようにすることを目指した活動の成果をまとめ、行政や他のNGOなどへ共有・議論する場をつくっている。