252_rrn.jpg 毎年、はんらんする川に近い、ある集落ではこれまでも多くの堤防などが地方行政などによって作られてきました。しかし、設置方法が十分に検討されなかったため、結局は毎年洪水で壊れてしまっていました。この集落をパートナー団体のRRNのスタッフは繰り返し訪れ村人と集落の地図を作ったりし、どのように洪水が村を襲うか、どの世帯が危険かを一緒に確認してきました。このようにして、今、村人は自分たちで長期的に役立つ堤防設置計画を考え始めています。

 集落の中でお金を出し合い始め、また地方行政へも提案書を提出することにしました。この住民の自主的な動きをとてもうれしく思っています。

(ラリット・タパ/アシスタント・プログラム・オフィサー、シャプラニール)