10年以上に渡り、寄付やステナイ生活、フェアトレード商品の販売等を通じてシャプラニールを支援してくださっている普連土学園中学・高等学校。
国際親善員会の生徒さんからメッセージをいただきましたので、ご紹介します。

学校で集めた物品寄付

学校で集めた物品寄付

普連土学園中学国際親善委員会では週に1回あるホームルーム礼拝で献金を行い、クラスから集まった献金を各団体を通して届けて頂き、世界中で貧困や災害、内戦に苦しんでいる地域の人々や子どもたちが少しでも私たちと同じような生活が出来るように支援しています。
また、普連土学園では10年以上にわたりシャプラニールのフェアトレード商品の委託販売やステナイ生活の物品収集などを行うほか、シャプラニールの方々に講演を行って頂き、私たちが普段知ることのできない世界の人々や子どもたちの状況等を教えて頂いています。
私たちがファトレードの商品を買ったり、毎週献金をすることで少しでも多くの子どもたちが安心して元気に楽しい学校生活を送ることが出来るよう、貢献できることをとても嬉しく思います。

普連土学園中学国際親善委員会 委員長

講演会の様子

講演会の様子

普連土学園では献金先の団体から講師をお迎えして講演を聴く機会があり、昨年は『シャプラニール』の方々をお招きして講演を行っていただきました。講演の内容は「バングラデシュの子どもたちの権利について」でした。現状としてバングラデシュでは、家事使用人として働く女の子達が数十万人います。彼女達はお金を稼ぐために1日中働かされ、必要な教育を受けることが出来ません。シャプラニールはそういった現状を少しでも改善するために、基本的な読み書きや、性の知識などを教え、支援されています。私は講演を聴き、自分がバングラデシュの子どもの人権に関して知らないことが多くあったことに驚きを覚えました。子どもたちは都市部に家事使用人として派遣され、必要な知識も学ぶことが出来ません。しかし講演を通して、私はそれが『当たり前』になっていることへの疑問を感じると共に子どもたちにはそれが『当たり前』だと思い込んで欲しくないと強く思いました。今の状態が『当たり前』ではないと知ってもらうため、またそういう実情があるのだと多くの人に知っ
てもらうためにも、自分たちにできる活動を探し実行していきたいです。
これからも国際親善委員会では色々な活動を通して、世界の抱える問題について考え解決策を見つけていきたいと考えています。貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

普連土学園高校国際親善委員会 委員長

長年に渡り温かいご支援をいただき、本当にありがとうございます。
講演では国際親善員会のみなさんが真剣に耳を傾け、世界の現状を知ろうとするまっすぐな姿勢を感じました。これからもよろしくお願いいたします!