バングラデシュで三菱商事と気候変動啓発事業を開始

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シャプラニールは三菱商事株式会社の資金提供を受け、2020年11月にバングラデシュで気候変動啓発プロジェクトを開始しました。この事業では、毎年サイクロンなど自然災害による被害を受けている地域の青少年グループを対象に、気候変動についての啓発活動を行い、青少年らが自ら行動を起こすような地球市民を育てることを目指します。

本プロジェクトの期間は3年間を予定しており、2020年11月から開始した1年目の活動に対し、三菱商事の支援を受けます。行政・NGOだけでなく企業にとっても具体的な行動が急務とされる気候変動問題に協働して取り組み、ともに持続可能な社会の実現に貢献します。

気候変動による被害が大きいバングラデシュ沿岸部の課題とは

バングラデシュは自然災害に脆弱で、気候変動の影響を最も受けやすい国のひとつです。特にバングラデシュ全人口の4分の1が住んでいるとされている沿岸帯は洪水、高潮、塩害、サイクロンによる多くの被害を受けています。また近年では地球温暖化による気候変動などにより海面上昇の進行が加速し、今世紀までに国土の15%が失われ、3000万人が住むところを失うと言われています(※)。

シャプラニールは沿岸地域で10年以上にわたり「災害に強い地域づくり」として地域住民の防災能力強化に取り組んでおり、年々深刻化する気候変動による被害を目の当たりにしてきました。一方、都市部では急速かつ無計画な都市化により炭素排出量が増え、様々な環境汚染が起きているのにも関わらず、これらの問題が市民に自分事として認識されていません。

※ 出典:欧州連合「Climate Change Impacts and Responses in Bangladesh」(2008) 詳細

▲度重なる高潮により沿岸部が浸食されている様子(バングラデシュ、バゲルハット県ショロンコラ郡ボギ村)

▲度重なる高潮により沿岸部が浸食されている様子(バングラデシュ、バゲルハット県ショロンコラ郡ボギ村)

沿岸部都市クルナの青少年グループを「チェンジメーカー」とした活動

シャプラニールは約50年もの間バングラデシュで貧困問題に取り組む日本発祥のNGOです。問題の根本的な解決を目指し、地域・社会一人ひとりの意識を変え行動するための働きかけを進めています。

今回の活動地はバングラデシュで3番目に大きい都市であり、沿岸帯に位置するクルナ市を対象とします。本プロジェクトではクルナ都市部の青少年465人を対象に、「気候変動で自分たちの地域で何が起きているのか」等を学習する教室を開きます。その後、彼らのイニシアティブによる気候変動、環境問題を考えるキャンペーン等をバングラデシュ国内で展開する予定です(植林活動、マイボトル・マイバッグキャンペーン等)。保護者や学校など、周囲の人々を巻き込んでキャンペーン活動を実践してもらうことにより、彼らが地域全体の生活スタイルを変化させる「チェンジメーカー」となることが期待されます。

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