ロヒンギャ難民緊急救援-ロヒンギャの人々が手に入れにくい日用品などの配布が完了

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バングラデシュに逃れたロヒンギャ難民は、現在60万人を超えています。困難な状況に直面しているロヒンギャ難民に対し、シャプラニールは現地パートナー団体と協働して支援活動を実施しています。

この度、パートナー団体ARF(Asian Resource Foundation)と協働していたクトゥパロン難民キャンプでの食料および生活物資の配布が完了したので報告いたします。

食料・生活物資を配布

クトゥパロン難民キャンプを対象に、食料、生活用品、仮設テントに必要な資材を配布

バングラデシュ政府との調整等を経てARFのバングラデシュでの実施パートナーNAF(Nomijian-Aftab Foundation)が、11月中旬コックスバザール県ウキア郡クゥトパロン難民キャンプ内のグンドゥン・キャンプ2において、計1,200世帯を対象に、食料および生活用品の配布を行いました。対象となったのは8月以降に新たに流入してきた人々です。

今回配布した物資は下記の通りです。

<配布物資一覧>
蚊帳1セット:400世帯
テントシート1枚:200世帯
食料および日用品:600世帯
・髪や肌に塗るためのココナッツオイル(45ml) 2本
・乳児用石けん 2個
・シラミ取りシャンプー小分けパック6袋
・缶入りビスケット1缶

着の身着のままで逃れてきたロヒンギャの人たちにとって、キャンプで配布される物資は生存に直接関わります。米やダール、食用油などの基本的な食料は徐々に行き渡りつつありますが、衛生環境を保つための日用品は、バングラデシュでは就労が許されていないロヒンギャの人たちには、欲しくてもなかなか手が出せるものではありません。そのような状況で配布されたため、蚊帳、オイルやシャンプー、石けんといった日用品ははとても好評でした。

なお、当初配布予定だった粉ミルクですが、バングラデシュ政府の指導により配布リストからはずすこととなりました。明確な理由は提示されませんでしたが、数年前に輸入粉ミルクが原因と思われる子どもの死亡が報告されバングラデシュ国内で大きな社会問題となったことがありました。そのため政府が慎重な対応を行ったのではないかと推測します。

(報告=シャプラニール事務局次長 藤﨑文子)
 


 
2017年11月23日、ミャンマー、バングラデシュの両政府はロヒンギャ難民のミャンマー帰還に向けた合意書に署名しました。しかしながら、具体的な帰還終了の時期は定まっておらず、ロヒンギャ難民問題は長期化することが予想されます。引き続き、国際社会による継続的な支援が必要とされています。
引き続き、皆様からのロヒンギャ難民緊急救援募金および情報シェアのご協力をお願いします。

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