こんにちは!支援者コミュニケーション部インターンの川島です。

「国際協力って、遠い世界の話だと思っていませんか?」 そんな思い込みを覆す1日が、シャプラニールが9月13日に開催した国際協力1Day体験イベントの様子をお伝えします。この日は、社会人や学生のみならず、大人の方々も含め、計21名の皆さまが参加してくださいました。ありがとうございます!
まずは、参加してくださった皆さんと自己紹介を行いながら、軽くコミュニケーションを取りました。出身地やお仕事など、様々ではありましたが話していくと身近な関係であることが判明し、より暖かく楽しい雰囲気を作ることが出来ました。そんな暖かい雰囲気の中、職員のスディプさんよりシャプラニールの活動について、クイズも交えながら説明しました。
今回の参加者の多くは国際協力に興味関心がある方々が多く、活動内容の説明をしている際に真剣にメモを取ってくださっている方が沢山居たので、シャプラニールの活動を深く理解しようとしてくださったことがとても嬉しかったです。
今回、新たな企画として「NGO職員ってどんな仕事をしているの?」と実際にシャプラニールで働く職員2名にインタビューを行い、「仕事内容」「やりがい」「どういう経緯でシャプラニールに入職したのか」などを答えていただきました。 広報部の下鳥さんは、学生時代に学んだデザインの知識を活かし、ホームページや冊子の制作に携わっています。自身のデザインが、人々の国際協力への関心を高めるきっかけとなったことにやりがいを感じているそうです。 支援者コミュニケーション部で働くスディプさんは、支援者コミュニケーション部の職員として具体的にどのようなお仕事をしているのかを1日の流れ共に教えてくださいました。シャプラニールの方に寄付してくださる方の対応や、寄付物品の換金、キャンペーン企画なども担当しています。
活動内容や職員の仕事内容を聞いた後、実際にボランティア体験を行いました。今回の体験は「切手の仕分け」です。全国から寄付として寄せられた大量に切手から、未使用と使用済みに分ける作業を行いました。近くの方と一緒に作業を進める中で、「身近な切手を仕分けするだけで、これが事業資金となり、多くの人の役に立っているなんて、知らなかった」といった驚きの声が多く聞かれました。

「国際協力に興味はあるけれど、何をすればいいのかわからない」という方も多いと思います。今回の1DAY体験を通して、身近なところから気軽に参加できることを、参加者の皆さんに知っていただけたのではないでしょうか。
シャプラニールではボランティアさんと職員が楽しくコミュニケーションをできる時間としてお茶の時間を設けており、当日も参加者の方々は、飲み物とお菓子を食べながらリラックスした状態で、お話ししました。皆さんは近くの方と打ち解け、明るい雰囲気で、楽しむことができました。
お茶の時間の後、参加者の皆様に事務所案内しました。ボランティアの方々が事務所の大きな机で交流しながら活動している様子や、入口付近のクラフトリンクで扱っているフェアトレード商品についてご紹介しました。人気商品やおすすめ品もご案内し、「この商品、美味しかった」「ぜひ他の人にもすすめたい」といった声も聞かれました。
最後に、本日の1DAY体験の感想を伺いました。
「国際協力という言葉にハードルを感じていたが、身近な切手が支援につながることを初めて知った」「障害者支援など、さまざまな団体や人が支援の輪を広げていることを知り、有意義だった」といった声が寄せられました。
今回インターンとして運営する立場に携わることができたことは、私自身とても大きな経験になり、参加者の方々とお話しすることができたのも、嬉しく思います。
この度は「国際協力1DAY体験」にご参加いただき、誠にありがとうございました。
本イベントは今後も継続して開催予定であり、引き続き参加者を募集しております。
ご興味をお持ちの方は、ぜひ下記のページをご覧いただき、参加をご検討いただけますと幸いです。
https://www.shaplaneer.org/news/events/sutenai_volunteer/
支援者コミュニケーション部
インターン 川島杏心