シャプラニールの社会人ボランティアチーム「クシクシ倶楽部」では、
P-nong learning Centerと共催で定期的にドキュメンタリー映画の自主上映会を行っています。

次回、2019年1月19日(土)は、2018年ノーベル平和賞受賞したコンゴ人婦人科医のデニ・ムクウェゲ医師を追ったドキュメンタリー映画「女を修理する男」を上映します。

ぜひとも一緒に見ませんか?

詳細
日時:2019年1月19日(土)18時30分~20時30分頃(18:30開場)
場所:早稲田奉仕園 音楽練習室(シャプラニール事務所の隣)
当日はシャプラニールの事務所へお越しください(東京都新宿西早稲田2-3-1 地図
参加費:1,000円(一般)、600円(学生)
定員:20名
問い合わせ:シャプラニール事務局 宮原 TEL:03-3202-7863(火~土曜、10~18時)

申込は締め切りました(1/8)

申し込みは以下ボタンより専用フォームへお進みください。


■上映映画「女を修理する男」

一人の医師の勇気ある行動が世界を動かし4万人以上の性暴力被害女性を治療した。
2018年ノーベル平和賞受賞したコンゴ人婦人科医のデニ・ムクウェゲ医師の命がけの治療を追ったドキュメンタリーです。

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以下、P-nong Learning Centerより転記の情報です。

▼作品背景
●「女性と少女にとって世界最悪の場所」とも描写されるコンゴ東部。
コンゴ戦争が勃発してから20年が経つ。その間、「紛争鉱物」の実態に関する認知は高まり、国際社会はその予防策に取り組んできた。しかしコンゴ東部の状況は改善されないまま、この地域に住む人々の苦しみは続き、大勢の女性、少女、そして男性が性暴力の被害にあっている。紛争鉱物、グローバル戦争経済と組織的な性暴力は相互関係にあるが、その事実はほとんど知られていない。

本作品は、暗殺未遂にあいながらも、医療、心理的、そして司法的な手段を通して、婦人科医のデニ・ムクウェゲ医師が性暴力の生存者を献身的に治療する姿を映している。それに加えて、生存者の衝撃的な証言、加害者の不処罰の問題、希望に向かって活動する女性団体、そしてこの悲劇の背景にある「紛争鉱物」の実態も描かれている。

●「ムクウェゲ医師は私にとって父親のような存在」とある患者は話す
ムクウェゲ医師は1998年、コンゴ東部のブカブにてパンジー病院を設立し、これまで4万人以上のレイプ被害者を治療し、精神的ケアを施し続けてきた。それ以外に、国連本部をはじめ世界各地でレイプ被害に関する演説を行い、女性の人権尊重を訴えてきた。その活動が国際社会で評価され、これまで国連人権賞(2008年)、ヒラリー・クリントン賞(2014年)、サハロフ賞(2014年)などを受賞した。ノーベル平和賞受賞者の有力候補にも数回挙がっており、2016年5月のタイム誌に、「最も影響力のある100人」に選ばれた。

※一部刺激の強い描写もございます。12歳以下のお子様のご鑑賞は、保護者の方の自主的なご判断をお願いいたします 。

監督:ティエリー・ミシェル
作家:コレット・ブラックマン、ティエリー・ミシェル
脚本:ティエリー・ミシェル、コレット・ブラックマン、クリスティーン・ピロ
2015年/ベルギー/112分 配給:ユナイテッドピープル
字幕:八角幸雄/監修:米川正子
総括:コンゴの性暴力と紛争を考える会
協力:クラウドファンディングの支援者、日本映像翻訳アカデミー