障がい者からNGOが企画するスタディツアーについて参加の問い合わせがあった場合どう対処するのか。日頃からこの課題に向き合うNGOのスタディツアー担当者を対象に「障がい者とスタディツアーを考える」をテーマにした経験交流会(全三回)を行います。

第1回となる今回のセミナーでは、積極的に海外旅行をしている耳の不自由な方とともに、スタディツアーのどこが不便なのか、その不便は取り除くことができるのか、具体的な事例をあげて考えます。(第2回・第3回では、視力障がい者、車椅子を利用する身体障がい者とともに考える予定です)

目の見えない人が参加しても大丈夫だろうか、耳の聞こえない人が参加したらどうなるのだろうか、村に行ったら車椅子は役にたたないかもしれない・・・。このようなスタディツアー担当者の心配を率直に語り合いたいと思います。

障がい者の参加によって、NGOのスタディツアーの世界が豊かに広がることを期待しています。

「障がい者とスタディツアーを考える」経験交流会(第1回)

【日時】10月15日(土)14:00~16:00
【会場】和光大学 (東京都町田市金井町2160番地)
※会場へのアクセスは以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.wako.ac.jp/infomation/access.html
【主催】株式会社マイチケット、特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会
【内容】耳が不自由な方(4名)とともにスタディツアーの不便な点などを考えます。コーディネータは和光大学のロバートリケット先生にお願いしています。※手話通訳があります。
【対象】NGOのスタディツアー担当者
【参加費】無料
【申込方法】参加をご希望するNGOの方は、以下のお申し込み先まで、お名前、ご所属、ご連絡先をご連絡ください。
【お問い合わせ・お申し込み先】
株式会社マイチケット 担当:金谷  TEL:06-4869-3444 kanaya(アット)myticket.jp

参加予定の障がい者からのコメント:
懇談会のお誘いありがとうございます。主旨を確認しましたが、とても興味深い内容です。ちょうど私も、ある

旅行会社に旅行申し込みましたが、聞こえないという理由で、断られてしまいました。初めての経験で、とてもショックでした。まさか私にこんなことがあるな

んて思ってもいませんでした。でも諦めずに探して、やっと受け入れてくれる旅行会社を見つけることができました。ぜひとも私の経験談を聞いていただけると

嬉しいです。

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