バングラデシュでは、結婚式、ラマダン(断食)明けの「イード」などのお祝い時に、多くの女性たちが「メヘンディ」と呼ばれる「ヘナ」という植物を使ったボディアートでオシャレをします。一般的にビューティーパーラー(美容院)で、100~200タカ程度(約120~240円、2023年3月25日レート)で片手に植物や動物などをモチーフとした模様を描いてもらえます。

ダッカ市内のビューティーパーラーの店構え

2022年12月にバングラデシュへ出張した際に、メヘンディ(ヒンディー語で「ヘナで肌を染める」という意味)を体験する機会がありました。ヘナのチューブで、手首から指先にかけて細かい模様を描いてもらいました。

模様を描いてもらっている様子

30分程乾かして完成! 最初黒かった模様は次第に茶色、オレンジ色に変色していき、だんだん薄れていきますが1週間程度もちます。色の変化を楽しみながらオシャレができるので、機会があったらぜひ挑戦してみてください。おすすめです!

できたてのメヘンディは黒みがかった茶色
数日たつとオレンジ色に変色していく

文・写真/峯ヤエル(事業推進グループ)

会報「南の風」300号掲載(2023年6月発行)