バングラデシュの防災とボランティア活動から何が学べるか。

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シャプラニールでは、現地NGOと協働して農村部の少女たちが行っている防災ボランティア活動を支援しています。

バングラデシュの首都ダッカから車で北西に約3時間。ポイラ村で、少女たちによる防災ボランティア活動は行われています。少女たちは、洪水の際でも行き来ができるような竹の橋を架けたり、ベッドの上などに持ち運べ煮炊きができる簡易かまどを自発的に配布しています。また、リソースマップと呼ばれる、自分の村には何があり、誰がどこに住んでいるのかという地図を日常の活動で作成しています。

シャプラニールとともにこの活動を支援するバングラデシュのNGOの代表は、次のように語ります。

「彼女たちの洪水の際の自発的な活動は、私たちが救援活動を行うよりもずっと機敏にできるのです。彼女たちが行う限られた活動ですべての人に支援が行き渡らなかったとしても、自発的に行っているので村人の理解も得やすい。これと違ってNGOとして活動すると、村人の中で不公平が生まれないようにしなければならず、また活動規模についても考慮しなければならないため、どうしても慎重になってしまいます」(STEP代表、ションジョイ氏)

ボランティアには「自発的」という意味があります。まさにこの取り組みはボランティア活動といえるでしょう。そして、数年後には結婚して村を離れてしまうかもしれない少女たちが積極的に活動を行うのは、地域の役に立っている、必要とされていると感じ、まわりから認められているという自信からのようです。ボランティア活動には、防災以外の効果があることが学べます。

橋
少女たちが村人たちに呼びかけて作った竹の橋

かまど
簡易かまど作り

少女
村のリソースマップを説明する少女

【シャプラニールの防災に関する活動】
今回ご紹介した活動の他、ネパールで「貧困層に配慮した地域防災支援活動」やバングラデシュで「サイクロン『シドル』復興支援活動」を行っています。

【「防災とボランティアの日」とは】
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災にちなんで制定された記念日。阪神・淡路大震災をきっかけに、ボランティア活動への認識を深め、災害への備えの充実強化を図る目的で1996年に制定されています。

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