10/26(木)~29(日)の日程で、小松前カトマンズ駐在員の九州地域での帰国報告会に同行してきました。

九州では、福岡県福岡市・久留米市と大分県の中津の3地域で報告会を開催。福岡市では次期中期ビジョンを作成するにあたり、会員の皆様の意見を反映するための会員の集いを開きました。

会員の集いでは、シャプラニールの現地での活動が多様になっていく中で、活動の内容を分かりやすく伝え切れていない実情や、地方でシャプラニールの活動に興味がある人々に対して何らかの受け皿を提供する必要性があること、地方で活動するためのメニューを用意すると活動しやすくなることなど貴重な意見をいただきました。

今回の報告会は「ネパールの働くこどもたち~子どもたちの可能性を信じて~」というタイトルの講演会でした。参加者の中には、障害を持つひとびとに対するサポートや、地域の活性化のために住民が主体となってさまざまな活動を行っている方、行政に関わっている方などもおり、シャプラニールの海外活動での課題である子どもたちの生きる力を信じて可能性を伸ばしていくということが、日本で市民活動をおこなう人々にとっても共通の課題であり、シャプラニールが大切にしている「自分たちの生活は自分たちでよくする(当事者主体)」という原則が、日本国内で活動しているさまざまな人びとと共感し合える考え方であることを改めて感じ、現地と日本のつながりを実感しました。

普段接することができない地方の会員の方の生の声やシャプラニールに対する期待を肌で感じることができ、とても有意義な時間をすごすことができました。

福岡市での受け入れを担当いただいた福岡連絡会の伊東さん、福岡YWCAの中本さん、中津連絡会の須賀さん、豊田小学校の先生方、久留米市の野嶋さんをはじめとするKOVCの皆様、報告会に参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。改めて御礼を申し上げます。

福岡YWCA

豊田小学校

新博多町交流センター

えーるピア久留米