『食べて話して食べて話して話して食べてお風呂入って話して寝て、あっという間の3日間。』
(参加した高校生の感想)

2023年4月1日(土)~3日(月)に、2泊3日でシャプラニールのボランティアユース・チームが企画する学生向け合宿型イベントTHE★FORUM2023が無事開催されました。

今年は、通年より1週遅く4月に入ってからの開催となりましたが、会場となった代々木のオリンピック記念青少年総合センターは、桜の花も待っていてくれて最後の見ごろ。ひらひら舞いあがる沢山の淡いピンクの花びらを、研修室の窓の外から眺めながらの春のフォーラムになりました。この春進学進級する学生も、それぞれ生活に大きな変化のあるタイミングで、新たな気持ちや決意をもって参加してくれました。

今回、実行委員の大学生が5名、参加者の高校生が6名と少人数開催となりましたが、COVID-19禍で、オンラインになったり短縮型になったりと影響を受けていたこのイベントが、ようやく2泊3日で開催できたことを本当に嬉しく思います。このイベントのために、実行委員の大学生が企画準備し用意してきたワークショップが盛りだくさんの3日間となりました。

『約束事はひとつ。様々な意見が出ると思うけど、絶対に人の意見を否定しないこと』という開会の挨拶をする実行委員長。
 4月1日(土) 4月2日(日) 4月3日(月) 
 午前   <センター棟503号>
 ・豊かさワーク
(9:00~12:00)  
<センター棟503号> 
・プロジェクト選択(9:00~12:00)  
  午後 <センター棟307号>
 ・実行委員集合(12:45)
 ・受付開始(13:30)
 ・開会式(14:00~14:15) 
・シャプラニール紹介 (14:15~14:45)
・自己紹介(14:45~15:30) 
・一枚の看板 (15:30~17:00) 
<センター棟503号> 
・地球人ワーク
 (13:00~15:00)
 ・円グラフ(15:00~17:00) 
<センター棟503号> 
・なぜ国際協力(13:30~15:00)
 ・まとめ(15:00~16:00) 
・感想文記入、閉会式 (16:00~17:00) 
夜 <センター棟307号> 
・異文化交流(18:30~20:00) 
<センター棟503号> 
・大統領(18:30~20:00) 
 
工夫を凝らしたワークショップメニュー。

***「地球人」のワーク***

ある日地球に宇宙人がやってきた。調査のために地球人のサンプルが欲しいという。サンプルとなり得る「普通」の地球人を具体的な例から3人選ぶというもの。いったい「普通の人」って何だろう?とグループで様々な意見が出た後、『「普通」という基準は各個人が自分の中で決めているもの、人それぞれ「普通」は違う。その基準の元に知らずのうちに誰かを傷つけてしまうことがある。自分の中の「普通」を疑い、問い直すことも必要』と最後は締め括られました。

***************

左:自己紹介もただしゃべるだけではありません。 右:異文化交流。盛り上がるお題。このようなワークは海外協力隊の事前研修でも行いますが、高校生向けになっています。10代の頃よりこんな機会を持てたことは少し羨ましくも感じます。

締めくくりの最終ワークショップで、「ここまで色々考えてきたけどじゃあ、国際協力をやりたいですか?」と問われ、「人と関わるのが好き」「人助けは気持ちよい」「生まれた場所が違えば自分が貧困だっかも」という理由で全員からポジティブな答えがでました。

この3日間を表す漢字一文字として、一人ずつからあがったのは・・・
『聴』『交』『視』『談』『実』『人』『始』『感』『援』。
人前でこんなに多くの発表をしたことがない学生もいたと思いますが、自分の感じたことをしっかりと口に出し人に伝わるように話をしていたこと、その内容は本当に素晴らしかったです。

また実行委員から「答えのないことを考えるモヤモヤを大切に」「多数決にしないでしっかり意見を擦り合わせていた」という話が出ていたのが印象的でした。このフォーラムが、将来やりたいことを考えたり、良い仲間を見つけたり、後から振り返って思いを巡らせたり、そんな3日間であったことを願います。

スタッフ 小川


THE★FORUMでの一コマ

▼食事は景色の美しい食堂でとります。名物?のサラダバーも。

OBOGも子どもを連れてTHE★FORUMを見に来てくれました!
今年25年目になるユース・チームはシャプラニールのボランティアグループですが、現理事の椎名さんや様々な形で活動に助言をいただいている立教大の日下部さんもフォーラムの卒業生です。ユース・チームの中心となって活動してくださっている野口さんのもとにファミリーが集います。シャプラニールの活動の幅の広さ、懐の深さ、市民活動のあり方がここにも。

▼ここから開け、国際協力のとびら!