こんにちは。海外活動グループの菅野です

今年50周年をむかえるシャプラニールは、7月8日夜に創立50周年記念シンポジウムとして「多様な人びととの共生が 実現する社会に向けて」を開催します!

シャプラニールは2021年度より新たに在住外国人に関わる取り組みを開始しています。そのきっかけはネパールやバングラデシュで活動をする中で、現地では日本をはじめ、様々な国に出稼ぎに行く人々が多いという状況と、日本国内に留学や就労の目的で来日、滞在する人々が増え、困りごとを抱える人々からの問い合わせが増加しているという現実でした。

ネパール出張時に地方でも留学を促す日本語学校の看板ををよく見かけました。
ネパール空港の出国カウンターでは留学や出稼ぎ目的で海外へ旅立つ若者がたくさん見受けられました。

また、そのように課題が国境を越えてシームレス化していることを感じる中で、私たちのミッションである「すべての人々が持つ可能性が開花する社会を目指す」ということは、南アジアに限らず、日本国内でも着手する必要性があるのではないか、という課題意識もありました。

今回の記念シンポジウムでは、一市民としてはもちろん、今なぜ国際協力NGO、私たちシャプラニールが在住外国人に関わる活動に取り組むのか、どのような役割を担うことができるのか、この課題に関わる方々をお招きして議論を深めていきます。

現在、事務局では、シンポジウムの進め方など、着々と開催に向けた準備を進めています!先日は、登壇者の皆さんとZOOMで打合せも行いました。打合せでは、登壇者の方々それぞれの在住外国人や多文化共生の取り組みについて情報交換・意見交換を行い、どういったことをこのシンポジウムの中で考えていくか、伝えたいかということを話し合いました。

皆さんも生活する中で周りで外国にルーツを持つ方が増えているという印象を持っている方が多いかもしれません。ぜひこの機会に、彼らを取り巻く状況を知り、多様な人びとが共生する社会について一緒に考えてみませんか?

7月7日(木)まで申し込みを受け付けています。定員に達した時点で受付を終了します。ぜひお早めにお申し込みください!

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海外活動グループ 菅野冴花