シャプラニールのパートナー団体であるCAPCRON(Center to Assist and Protect the Child Right 移動クリニックは、レストランで働く子どもたちの保健衛生環境の改善を目的としたプログラムで、現在パタン市内の6箇所で開かれています。クリニックでは体重の計測、栄養剤や薬の提供、医師の問診などが受けられます。 今回、パタン市のグワルコ地区の移動クリニックを見学することができました。この周辺には20件ほどのレストランがあり、そこで働く10歳~18歳までの子どもたちおよそ25~30名がクリニックにやってきます。クリニックは地域のコミュニティーハウスを利用して11時から13時まで開かれています。 この日の診察を担当した医師のパルバティ・ギミリさんによると子どもたちが抱える健康面の問題は肺感染症、呼吸器疾患、下痢、皮膚疾患、胃の不調などだそうです。現在は6ヶ月に一度各箇所でクリニックが開かれていますが、子どもたちの健康を考えると、月に一回程度は開いたほうがいいのでないかと言っていました。(広報:秋庭)
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