アメリカ軍の撤退を契機とし、タリバンによる武力攻勢が強まり、首都カブールが制圧、全権が掌握される事態となりました。これによる現地の混乱が連日報道されています。地域的・経済的なつながりの強いバングラデシュなどでも大きく報道されており、避難民の受け入れに関する協議が行われるなど、様々な影響が出始めています。

これに関し、シャプラニールが正会員となっているJANIC(国際協力NGOセンター)が緊急声明を発出しました。アフガニスタンを混乱に陥れた国際社会の責任を踏まえ、日本政府や国際社会に対し、人道支援の実施や退避者への支援を要請するとともに、タリバンに対し、人権を守り平和的な解決を図ることを求めています。

【声明】アフガニスタンの全ての人々に人権を―国際社会の積極的な関与とタリバンの話し合いによる平和的解決を要請