奇妙な連帯感

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今日も続いている無期限ゼネスト。もう3日目ですが、まったく解決の兆しが見えません。今回はストをうっているマオイスト側の配慮として、毎日夕方6時から8時までの2時間だけは一時的にストが解除されています。その間に買い物をしようとするのですが、農村部からの物資が届かないし、店員が出てきていない上に寄付の強要が怖いこともあり、ごく一部の店をのぞいては、結局ゼネスト状態が続いていて、一般市民の生活は苦しくなるばかり。
このわずかなフリータイム中、多くの人々が外に出て、そぞろ歩きをしていますが、そこかしこで井戸端会議が始まります。もともと人と人との距離感が近いネパール人。かつての日本がそうだったように、まったく知らない人とも普通に会話がされています。時にはまるで旧知の友人かのように親しく話をすることも。先月の出張時にもこんなことがありました。
予定していたフライトが時間どおり飛ばず、みんなでうんざりしながら待合室で待っていた時のこと。地方空港の場合、カトマンズから来た飛行機がそのまま給油するだけで飛び立つことになるため、ようやく飛行機がやって来たのを見て、さぁ帰れるぞと、一同ざわめきたちました。ところがパイロットが建物の中に入っていったきり、なかなか出てきません。乗客の一人が「電話してみようか」といきなり航空会社のカウンターに携帯で電話をして状況確認を始めました。
「パイロットはなにしてるんだよ」
「いま食事をしています」
「おいおい、俺たちも腹へってるんだよ、早く飛べよ!」
一同、失笑…。4月14日付けのブログに書きましたが、結局その日は飛行機が雷雨で引き返し、他の空港に強制着陸。一泊した後、翌日ようやくカトマンズに戻るハメに。カトマンズ空港で最後にバスにのった時には、なんだか妙な連帯感がありました。
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