ずいぶんと更新が滞ってしまいました。

12月に研修先のSAP‐Iがネパールのメディア関係者向けに行った「Media Sensitization Workshop on Engendering Democratic Governance」という4日間の研修に参加してきました。

研修では、南アジアの政治の分野におけるジェンダー差別について学んでいるのですが、
アドボカシーでメディアとどう協力しているのか興味がありました。

ラジオ、テレビ、新聞社から22名が参加。

 

nepal101203.JPG一日目はジェンダーや民主主義の概念などについて学ぶということで、
ちょっと大学の授業のよう。
二日目は政治やメディアにおける女性の状況、女性政治家の数や女性政治家のメディアでの取り上げられかたをさまざまな講師の方方レクチャーを受けました。
三日目は、メディアに携わる者として、ジェンダーについてどのようにセンシティブに
なれるか考える、というもの。

みんな、最初からジェンダーに興味があってというよりは、
会社に言われて来たという感じでしたが、質疑応答の時間はなかなか積極的でした。
三日目の自分に引き付けて考えるのは、それぞれの勤め先によって
事情も異なり、なかなか難しいセッションでしたが、
同じ分野で働く者同士、意見交換の場となっていました。

このようなメディア向けトレーニングは初めてなので、
これを皮切りに関係を強めていくのがSAP-Iの目的とのこと。
確かに、この後が重要かな、と思いました。

場所はカトマンズからバスで1時間ちょっと程のドゥリケルというヒマラヤがよく見える保養地。
時は12月、標高も少し上がっただけのはずなのに、朝晩の寒さは半端がありませんでした。
ということでの寒さ対策は、次の通り。
1)お湯を飲む(会議室の後ろにはポットが完備)
2)外でRefreshment!途中の休憩時間は太陽の当たる場所に出てチャイをすする。

このせいだけではないと思いますが、
私は年末年始しっかり風邪をひいて寝正月となりました。
トホホ。