花も嵐も踏み越えて

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4月14日にネパール新年を迎えたものの、いまひとつ晴れやかな気持ちになれない。利益の追求とパワーゲームに明け暮れる政党や政治家たち、高騰を続ける物価、治安悪化に対する漠とした不安、恒常的な水不足と電力不足(2週間程前から停電が軽減されているが)にいつも脅かされている生活。どこかに希望を見出そうと頑張ってみるのだがなかなか明るい話題はみつからない。
鬱々とした気持ちになるのは一般協定書General Agreement(以下GA)が来週切れることも関係しているのかもしれない。GAとはシャプラニールのような国際NGOがネパールで活動するための法的根拠となるもので有効期間は5年。駐在員のビザ発行もすべてこれをもとに行われるためGAを期限内に更新することが重要なのである。だから十分に余裕をみて今年の1月から作業を始めたのに、未だに締結できていない。省庁間のコーディネーションの欠如がネックで、重要なレターが別の省庁へ回される途中で紛失するなど、笑えないようなミスがあちこちで起きている。慣れたNGOは自らのスタッフを派遣して書類の回覧をさせたりしている。
私たちもどうにか最後段階までたどり着いて、昨日GAの署名を行うはずだったのだが、肝心のボスが来なくて結局お流れになった。今日の11時から仕切りなおしの予定。フィールド出張を延期してまで待機していた私に対して、担当の職員は恐縮しきりであったが、彼のミスではないのは明らかなので怒るわけにもいかない。しかし、この脱力感たるや言葉に表せないものがある。
新年の抱負でも書きたかったが、GAが締結されビザの更新が滞りなく進みますように、というの現在の正直な心情である。

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