カトマンズに着いて、真っ先にしたこと(正確にはしてもらったこと)の一つが、銀行口座の開設です。事務所で使っているのと同じ銀行、同じ支店内に、USドルの口座を開くのにかかった時間は、約1週間。キャッシュカードもすぐに発行してもらえました。バングラデシュではドル口座が実質上、もてなかった(昔は可能だったそうですが)ことと比べてしまうと、あまりのスムーズさにちょっと拍子抜けしてしまうほどでした。
ネットバンキングもできると聞き、その申し込みを兼ねて顧客担当のマネージャーに挨拶をしにいったのですが、さすがに営業慣れしている感じの気さくな人物。昔バングラデシュにいたことがあると言ったら、「私もベンガル語ができますよ」と、突然聞き慣れた言葉が聞こえてきてびっくり。かなり流ちょうなベンガル語でした。あとで藤崎駐在員に聞いたら、彼女ともベンガル語で話していたということが判明。いつもの「つかみ」だったのか…?
それはともかく、ネットバンキングができるようになったのがいつからなのか聞くと、2年前からとのこと。日本のNTTに相当するネパールテレコム社がADSLサービスを始めたのも、ここ2年ほどだったはずですし、ネパールのインターネット事情は、数年前から急速に変化してきているのだな、ということが分かりました。