コルカタ

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IMG_0728.jpg先々週、休日を利用してインドのコルカタに行ってきた。小さなカトマンズとは比べようもない大都会なのに町を歩くと、どこか懐かしいと思う風景に幾たびも出会った。

突然、大きな道沿いの街路樹に何枚もの布が掛けられていた。

「天女の羽衣みたい」と思って路地をのぞくと染物屋だった。好みの色に染めてもらおうと注文を伝えている女性がいた。染料の入った鍋がいくつも並び、何人かの男性が働いている様子を見ていたら、突然『ふくろうの染物屋』を想い出した。そう、欲張りなカラスが誰にも似ていない色になろうとして黒くなってしまうあのお話。

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不思議な話だが、カトマンズで生活するようになってから日常生活の風景を眺めていると、ふと昔読んだ童話や絵本を想い出すことがある。どうしてだろう。

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2件のコメント

  1. j、フォキール on

    どの様な本ですか?どうしてでしょうねー?バングラデシュ駐在の時は、どうでしたか?藤崎さんの生まれ故郷は?
    私のふるさとは宮崎市から西に50キロの盆地で、町のメインストリート(?)で金物店を営んでいたので、この様な路地裏の記憶はありません。バングラやインドなどで、私もついつい露地に入り込んでしまうのは、人や動物がいて、臭いがあり、営みがあるからなんだろうと思います。一応写真家ですので・・。じっと見ていると実におもしろいんですよね!物はあるべき所にちゃんとあって、人間の動きもだいたい決まっていて、野良犬にも飼い犬にもちゃんと犬生があって!多分、これが長い歴史なんだろうなーと思ってしまいます。茶屋の中に腰掛けて、外を見るのがとても好きです。

  2. j、フォキールさん。
    思い出すのは子供向けの昔話や童話です。以前のブログでも少し触れた「わらしべ長者」、今回の「ふくろうの染物屋さん」、まだブログには書いていないけれど「いばら姫」もありました。これはイラクサをネパールで初めて見たというだけです。
    私は生まれは山口ですが、育ったのは東京や神奈川、ほとんどが新興住宅地なので、自然に親しんだという実感はありません。ただ、私が子どもの頃は隣近所同士でお味噌や卵を貸し借りしたり、電話は呼び出しという家があったり、人と人のつながりが強かったなあと思います。コンビにやら携帯電話なんてなかった時代ですものね。ちなみに小学校時代の愛読書は「日本昔話」と「子ども寄席」のシリーズ、学校や地域の図書館で借りては飽きもせず繰り返し読んでいるような子どもでした。
    バングラデシュでは童話や昔話を思い出すということはなかったように記憶しています。バングラデシュにはない何かがネパールにあるのか?それとも昔話を懐かしがるような年になったということなのかしら?

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