《ネパールのいま》フェアトレードとCOVID-19

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ネパールのフェアトレード団体の特徴は日本や欧米への輸出だけでなく、ネパール国内を訪れる外国人向けのショップも営業している団体が多いことでしょうか。

しかし、昨年3月半ばの突然の国際線ストップとその後から約4か月続いたロックダウンによる影響でどの団体、ショップも売り上げに苦しんでいます。秋から国際線は再開したもののビザ規制が厳しく観光客は元に戻らず、ショップを開けてもお客さんがゼロなんて日も多かったと言います。さらに、今年4月29日から行動規制という名のロックダウンでまたもや営業ができなくなりました。

フェルトのイェティを作っているACPのお店

フェルトのイェティを作っているACPのお店(6/23)

夏にぴったりの竹布のフレアパンツを作っているマグティ

夏にぴったりの竹布のフレアパンツを作っているマグティ(6/23)

6月29日から行動規制が緩和され営業が11-18時までできるようになりました。しかし、お客さんの戻りは期待できません。国際線が6月下旬から少しですが飛び始めて可能になった輸出、つまり海外からの注文が頼りです。ぜひ、クラフトリンクから商品を覗いてみてください。
>オンラインショップ『クラフトリンク』https://craftlink.shop/

地方都市ポカラのWSDOのショップもずっと閉店しています。ポカラも観光の街なので状況は簡単に改善しないでしょう。また、輸出がしたくても手工芸品は生活必需品ではないという理由から、国際空港のあるカトマンズに送ることさえつい最近までできず、新規の注文を受けられずに生産者に仕事を発注できないでいました。

左端がWSDOのお店。ポカラの観光の中心のレイクサイド通りはシャッター街(7/4)

左端がWSDOのお店。ポカラの観光の中心のレイクサイド通りはシャッター街(7/4)

染められた糸が干され、糸巻きする女性でにぎやかな工房もひっそり(WSDO)

普段は染められた糸が干され、糸巻きする女性でにぎやかな工房もひっそり(7/4)

今回、シャプラニールではWSDOの特にポカラの都市部に暮らすシングルマザーや障害者の生産者90名を対象に食料配布等の支援を行います。農村に暮らす生産者ももちろん現金収入が減って大変ですが、家庭菜園で野菜を賄ったり近所の親せきと助け合ったりすることができます。一方で、都市部に貸家でWSDOの仕事の収入だけを頼りに生計を立てていた生産者のほうが影響が大きく出てしまっています。

ぜひ、彼女たちの商品をお手に取ってください。また募金もお願いしています。どうぞご協力をお願いいたします。募金はこちらから

ネパール事務所長 勝井裕美

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