「NPO団体の活動や組織について学びたい」という理由で始めたインターン。最初は国内グループ、後半は広報所属として、6カ月間、さまざまな業務を補佐しましたが、当初の印象は「NGOの仕事って、地味……」というものでした。

国際協力NGOと聞けば、現地でアクティブに活動している人々、というイメージを抱きがちかもしれません。しかし、東京事務所で行われている業務の大半は、現地の状況をより広く日本の方々に知ってもらうための広報・渉外活動や、シャプラニールの活動を財政的に支えるファンドレイジング関連のイベント、支援者の方々に活動状況を報告するための会報作成や発送などの国内活動です。現地での支援は、そういった日常の継続的な業務によって支えられているのだということを知り、それこそ、海を越えて見知らぬ誰かを支援したい、という情熱がなければできない活動だと感じました。

さらにあらためて感じたのは、NPO団体におけるボランティアの存在の重要性でした。特に、シャプラニールの主なファンドレイジング活動の一つである「ステナイ生活」においては、膨大な量のはがきや切手などの寄付物品の仕分けは、ボランティアの方々の力なくしては成り立ちません。さらに、会報やカタログの発送作業、フェアトレード商品の販売、中高生のためのイベントの運営などにも、たくさんのボランティアの方々が協力してくれています。NPOの活動というものが、寄付者の方々も含め、外部の人々の思いによって支えられているのだということを再認識しました。

ボランティアさんたちと一緒にクラフトリンクのお手伝い。

ボランティアの方たちと一緒にクラフトリンクの販売のお手伝い。楽しかった!

広報のインターンとしては、ウェブサイトの更新やメルマガの執筆などを行うかたわら、広報のノウハウや効果的なウェブサイトの在り方など、実務的なこともいろいろ教えてもらえたので、今後の自分の活動に活かしたいと思っています。

職員やボランティアの方々との出会いを通じて、これから自分が向かうべき方向について考えさせられ、どうしたらそれを実現できるのかについて多くを学んだ半年間でした。インターンという形はこれで卒業しますが、今後も自分にできる範囲で、シャプラニールの活動を応援していきたいと思います。

迫田京子