こんにちは!
広報グループ インターンの稲川です。

今回は、私がインターンを始めるきっかけとなった「ステナイ生活」ボランティアについてお話します!

経験は一度しかありませんが、シャプラニールの活動を知り、そして、素敵な魅力を見つけた貴重な機会でした。ボランティアに興味がある方、シャプラニールをもっと知りたい方に読んでいただければ幸いです。

〜そもそも「ステナイ生活」とは?〜

まず、シャプラニールが行う「ステナイ生活」について、皆さんご存知ですか?
使わなくなったはがきや本などの不要品を回収して、換金し、寄付として海外協力活動への支援に繋げる活動のことです。

現地にモノを送るのではなく、物品寄付を活動資金に変えることで梱包や配送などの費用をかけずに支援を行える、また現地のニーズに合わせて柔軟に支援に活用できるという利点があります。

「ステナイ生活」は【支援者さん→物品の配送→集計・仕分け→換金→現地の活動へ】という流れで成り立っているのですが、ボランティアではこの中の「集計と仕分け」を担当します。

〜ボランティア開始!〜

最初にシャプラニールのボランティアに参加して、驚いたことは、シャプラニールの職員さんから、スライドを使いながら直接活動について丁寧に教えていただけたことです。

私だったら、1分でも多く作業を進めて欲しいと考えますが、職員さんによると折角興味を持ってもらった団体とその活動について良く知ってもらいたいという想いがあるそうです。国際協力に携わる人の輪を広げることも自分たちの役割なのだとお話されていました。

事務所に来て5分で私はシャプラニールボランティアの凄さに感銘を受けたわけです…。

〜作業開始〜

作業は、先程説明したように集計と仕分けになります。

「ステナイ生活」で寄付できるモノには様々種類がありますが、私はその中でも切手の仕分けを行いました。

事務所にはたくさんの未使用・使用済み切手の寄付が届きます。


1枚のシートに同じ額の未使用切手を貼っていき、金額を記入していきます。切手1枚の値段が安くとも、シートが1枚完成すると結構な額になるので、達成感を感じました。

私は初めてだったので綺麗な切手を糊で貼るのみでしたが、ボランティアを長くされている方は、用紙に付いている切手を一枚一枚切り取る作業も行っていました。文字に起こすと簡単に聞こえますが、綺麗なシートを作成するのにも、切手と切手を分けるのにも、苦戦しながら、作業していきました。

さて、そうして切手がまとまったシートが何枚もでき、最終的には段ボールにまとめて郵便局で換金されます。切手が使用済みだったり、欠けていたりすると換金できないので、そういった切手がないかも郵便局ではチェックされます。そこで、ボランティアの仕分け中にもそのような不備がないかは気をつけながら、作業を進めていきます。

〜ボランティア終了〜

黙々と作業すること3時間ほどでその日のボランティア作業が終了しました。
希望の時間帯でボランティアに参加できるため、数時間だけでも、時間を組み合わせて長時間作業することも可能です。

最後に、職員の方が、「時間のかかる業務をボランティアとして行っていただけることに心から感謝しています。そういった市民の方の協力無しには成り立たない活動です。」とおっしゃっていたことが印象に残りました。

自分の力でできることで、達成感を味わい、誰かから感謝され、そして、海外協力へとつながっていく。ボランティア終了後の温かい気持ちをよく覚えています。

私がどうしてシャプラニールで広報インターンを始めたかについては後のブログに託しますが、「ステナイ生活」ボランティアの経験から、シャプラニールの職員さん方が〖市民のつながり〗を大切にし、〖ボランティアに愛〗を持って接してくださることを知りました。

実際に、広報インターンとしてシャプラニールで過ごしていても、多くのボランティアさんが訪れ、職員さんと仲良く話している様子を見ています。そうした光景を見るたびに、素敵だなと思います。

完成した切手のシートと。

〜終わりに〜

今回は、私がシャプラニールに関わるきっかけになった「ステナイ生活」ボランティアについて、感想とともにお伝えさせていただきました!

いかかでしたか?
これをきっかけにボランティアに興味を持ってくださった方は、是非、事務所にご連絡ください!

▼シャプラニールのボランティアについてはこちら
https://www.shaplaneer.org/youcan/volunteer/

私もシャプラニールに携わる多くの皆さまとお会いできることを楽しみにしています。

広報グループインターン 稲川 翔子