皆様はじめまして!
私、佐藤綾美と申します。大学では国際協力や異文化交流について学びつつ、学外活動として東北の風評被害をなくすボランティア団体を作り活動していました。大学を卒業した今でも何か力になりたいと強く思い、5月31日からシャプラニール国内活動にてインターンをしています。
今回、パルシステム東京の組合さん対象に行ったイベントに参加させていただきました。DSC01138
左から、私、宮原さん、パルシステム東京理事の杉山さん、パルシステム東京の岩本さんです!
とっても美味しいネパール料理をいただきながら、シャプラニールのカトマンズ事務所長として現地で活躍していた宮原麻季さんのお話を聞きました。
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こちらは、宮原さんのお話を聞く様子の写真です。
トータルで5年4カ月もネパールで過ごしていた宮原さん!
そんな宮原さんのお話は、今まで自分がテレビや新聞で見聞きしてきた内容よりも濃く、さらに現地での体験も含め話されていたので、とてもリアルで聞き入ってしまいました。民族衣装がとてもお似合いですよね!
ここでまず私が頂いたネパール料理の紹介をさせていただきます!

ラッシーと伝統的なおつまみ(ベビースターラーメン、チャウチャウ:お米菓子、ナッツ類を混ぜたもの)

こちらは、ラッシーとおつまみ(ベビースターラーメン、チャウチャウ:お米菓子、ナッツ類を混ぜた伝統的なおつまみ)

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こちらは、ごはん、ダルスープ(豆のスープ)、タルカリ(カリフラワー・じゃがいも・グリンピースのカレー味煮込み)、漬物(きゅうり・にんじん)です。
少し独特な味はしましたが、今まで食べたネパール料理の中で一番といっても過言ではないほど美味しかったです!
そして今回、個人的に特に印象に残ったお話を2つほど紹介させていただきます。
1つめは、震災直後シンドゥー・パルチョウクという地区に仮設スペースやNGO団体等のテントがたくさんあったというお話し。5か月後には敷地の半分、11カ月後にはテントは一つも残っていなかったそうです。
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シンドゥー・パルチョウク(地震発生から数週間後)

復興のためにネパールの方々の自立を促さなくてはいけない、その結果がシンドゥー・パルチョウクの件につながっているのかもしれません。しかし、報道されていないor報道されない=国が復興しているというわけではありません…
東北大震災もあれから年月は経ちますが、一向に復興が進んでいない地域もあります。ネパール大地震でも、家が土砂崩れで戻れない人、都心部から離れて暮らしていて支援が行き届いていない人、まだまだたくさんの課題を抱えているなと感じました。
2つめは、国境封鎖によってオイルが足りなくなった時、大勢の人がガソリンスタンドに駆け付けた際のお話です。
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なかなか進まない列にバイクの元から離れてしまっている写真です。盗まれるのではないかと思いきや、なんとそのバイクを整理するアルバイトまで現れたみたいなんです!
1日300円程度みたいなのですが、まさかアルバイトが現れるなんて驚きました。
宮原さんのお話は、現状だけでなく、食生活や衣服などの文化についても触れていてとても楽しく勉強になる講演会でした。
随分と長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
今後もたくさんのことを吸収して、何か一つでもお役にたてるようにインターン頑張ります!
インターン 佐藤