商品とともに、農村からの長い旅

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私たちクラフトリンクのパートナー団体の一つ、[ CORR-The Jute Works(ジュートワークス) ] は、バングラデシュ全土に89の生産グループ、約3,000人の生産者をかかえる、バングラデシュを代表するフェアトレード団体です。

これほど大規模に展開し、様々な地方で生産者たちがつくった商品は、首都ダッカのジュートワークス本部へどのように集められるのでしょうか。

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(左写真:ジュートワークス本部ビル)

じつは、生産グループのリーダーが、グループメンバーがつくった商品をまとめ、検品をした上でダッカにあるジュートワークス本部に持参をしています。

本部では、納品された数の確認、検品、検針を行い、見事合格した商品の数に応じてグループのリーダーに必要な代金が支払われます。リーダーは村に戻り、各生産者に賃金を支払います。
(*ただし、材料費や一部賃金は生産前に支払われています)

納品された商品の数にもよりますが、本部での検品にはだいたい3~4日程度の日数がかかります。その間、農村からきたリーダーたちは、本部ビルの中にあるゲストルームに無料で宿泊することができます。

先日ジュートワークスに訪問した際に、偶然ある生産者グループのリーダーが到着してゲストルームで休憩をしているところに遭遇することができました。

20150709185409-e41619970fd4d94ce32c2bb48972ce6d0aef8009.jpg(左写真:ダッカに到着したばかりの生産者たち)


彼女たちは、バングラデシュ北東部からバスで6時間かけて納品にきたと言います。この大荷物でバスに乗ってくるのは、それだけでも苦労がしのばれます。

発送業者に依頼するのではなく、自分たちで運ぶ、というのは時間も労力もかかりますが、リーダーたちにとってもジュートワークス本部を訪問する貴重な機会となっており、このタイミングで次の新商品の技術指導などを受けることもあるそうです。

「つくる」部分だけでなく、販売までの過程でも多くの「人の手」に支えられているクラフトリンクの商品たち。商品を通して、そのぬくもりを少しでも感じていただければ嬉しいです。

クラフトリンク スタッフ
平澤 志保

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