ジュートがつなぐ暮らし

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クラフトリンクでも、発売開始以来10年以上のロングセラーを誇るジュートサンダル。
素足に快適なこのサンダル、夏に向けたこの時期には特に人気です。
今回は、こちらのサンダルをつくっている生産者についてご紹介したいと思います。

jutesandal.jpg生産国はバングラデシュ、首都のダッカから170km離れた村の女性たちによってつくられた[ CORR-The Jute Works(ジュートワークス) ] という団体です。

ここには現在、女性をはじめ身体に障害を持った方や先住民族など、社会的に自立することが困難であったり、低い生活水準を余儀なくされている方々約3,000人の生産者が在籍しています。

[ CORR-The Jute Works(ジュートワークス) ]は、1971年のバングラデシュ独立戦争により影響を受けた貧しい農村の女性、戦争により寡婦となった女性などの社会復帰を目的とし、1973年に設立され、以来、地域で入手可能な原材料、ジュートで作った手工芸品生産を通じ女性グループの収入を得る手段を提供し続けてきました。

吸湿性・放湿性・通気性に優れたジュートは、その特性を活かして様々な手工芸品になります。
サンダルの他、夏には冷たいグラスに付いた水分を吸い取るコースター、しなやかでハリのある繊維は、卓上箒としてキーボードなどの隙間の掃除に大活躍します。

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このジュート製品、どのような女性たちがつくっているのでしょうか。

生産者のひとり、ジュートの手編みコースターを作っている女性は、15年前に夫を病気で亡くし、当時は幼かった子ども4人に食べさせる食事もなく、頼れる家族や親族もいない状況でした。近所の人や、同じ様に手工芸品をつくる女性たちから、食事を分けてもらっていたといいます。
[ CORR-The Jute Works(ジュートワークス) ]のジュート製品をつくることで、彼女は村を出る事もなく、家事の合間に4人の子どもを育ててきました。
今では、働きに出るようになった子どもたちが、家にお給料を入れるまでになっています。

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この時期、私たちの暮らしに快適なジュート製品が、一方で、困窮した女性たちの暮らしそのものを支えてきました。
つかう私たちと、つくる彼女たち。お互いにとって利点があり、そしてつながること。
これが、クラフトリンクの原点なのだと思います。

クラフトリンク インターン
赤尾

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