こんにちは!クラフトリンク・インターンの成瀬です。
今回はネパール編。フェアトレード月間に際し、ネパールでクラフトリンクを担当するスリジャナ職員と、クラフトリンクのパートナー団体から寄せられたメッセージを紹介します!

メッセージ集

ネパールのクラフトリンク担当職員とネパールでフェアトレードに関わる方々
ネパールのクラフトリンク担当職員とネパールでフェアトレードに関わる方々

①『生産者たちは素敵な商品を作るために頑張っています!ぜひ活動に参加してください。女性たちをエンパワーし、その仕事を敬うことができ環境保護にもつながります。』 シャプラニール ネパール事務所 スリジャナ・シュレスタ

②『フェアトレードは、国際貿易の公平性を実現するパートナーシップです。環境や生産者の権利の保護を含む原則にしたがって製品は作られています。さあ、フェアトレードの世界へ足を踏み入れましょう!』 サナ・ハスタカラ マーケティング・ロジスティックマネージャー プラカシュさん

③『フェアトレードは持続可能なビジネスへの第一歩であり、生産者との対等な関係は貧困削減や生産環境の改善に貢献します。私は、フェアトレードが平等と持続可能性の実現に繋がると信じています。』 ACP マーケティングオフィサー チャンダナ・ジョシさん

④『私たちは、女性や生産者の地位向上のために働いています。透明性と倫理性を重視し、利益を生産者のために生かしています。そして、私たちは人と地球を大切にするフェアトレード運動の一員であることを誇りに思っています。』 サナ・ハスタカラ 代表 チャンドラ・プラサッド・カチパティさん

⑤『「情熱」をもってモノづくりをすることは「大切」であると思います。現地の仲間の生活が安心できるのであることは、必ず商品の良さに反映すると思っています。』 SHANTI SHANTI COFFEE FARM(ファーマーズパッション)代表 池島英総さん

⑥『フェアトレードは対話と透明性、尊重に基づいています。WSDOは2002年にWFTOの一員になって以来フェアトレードの原則に従い、国内外からのサポートのよって活動してきました。そして、WSDOはシャプラニールとともに、日本でフェアトレードが続いていくことを願っています。』 WSDO代表 ラムカリ・カドカさん

ネパールのパートナー生産団体

シャプラニールはネパールのサナ・ハスタカラやACP、WSDO、ファーマーズパッションとパートナーシップを結んでいます。

サナ・ハスタカラは、各地に点在する小さな生産グループと市場を結びつけることを目的として、1989年にUNICEFによって設立されたNGOです。生産者が品質管理や技術向上のための研修を受けられるように配慮するなど、生産者の能力向上も支援しています。クラフトリンクでは、木彫りのはんこやヤクウールのストールなどを販売しています。

ACPは、手工芸品生産を通じた女性の収入向上を目指し1984年に設立されたNGOです。ネパール各地に生産者グループがあります。生産者への福利基金やカウンセリングサービス、子どもたちへの学費補助などの制度も整備しています。クラフトリンクでは、イエティのマスコットやフェルト製品を販売しています。

WSDOは、1975年に設立されたNGOです。有名な観光都市・ポカラを拠点に伝統的な手織布を中心とした商品を作っています。女手一つでも子育てがしやすいような制度を整えています。クラフトリンクでは、伝統技術を用いたカラフルなポーチやペンケース、小銭入れなどを販売しています。

ファーマーズパッションは、池島英総さんがネパールで運営している農園です。アグロフォレストリー農法というサスティナブルな技法を用いて良質なコーヒーを生産しています。クラフトリンクでは、「太陽とヒマラヤの恵み ハニープロセス珈琲」シリーズを販売しています。


インスタグラムには、寄せていただいたメッセージを、画像と共に掲載しています。ぜひご覧ください。

市民アクション推進グループ インターン 成瀬