皆さんこんにちは!クラフトリンクインターンの成瀬です。
今回はバングラデシュ編。フェアトレード月間に際して、バングラデシュでクラフトリンクを担当するマフザ職員と、クラフトリンクのパートナー団体からリンクのから寄せられたメッセージを紹介します!

メッセージ集

バングラデシュのクラフト担当スタッフとパートナー団体
バングラデシュのクラフト担当スタッフとパートナー団体

①『バングラデシュの貧しい女性たちの権利を守るフェアトレード。その活動を通して、女性のリーダーシップが育まれ、子どもたちの未来にも貢献しています。』 シャプラニール バングラデシュ事務所 マフザ・パルビン

②『日本において、フェアトレードは重要です。生産者の生活や労働条件を改善できるよう、商品を手に取ってみてください。”正義”はフェアトレードから生まれます。ともに変化を起こしましょう!』 プロボルトナ 事務局長 シャヒッド・フセイン・シャミンさん

③『プロクリティとシャプラニールが30年もの間続けてきたフェアトレードに参加しましょう!プロクリティはバングラデシュの女性の地位を向上させ、シャプラニールは日本のフェアトレードをけん引してきました。そして、私たちは平等な世界を創り出すために協働しています。ハッピーフェアトレードデー!』 プロクリティ 事務局長 ショポン・クマル・ダスさん

④『世界フェアトレードデーに際して、ご挨拶申し上げます。職人に力を与え、公正な貿易を通してより良い社会を作ることをフェアトレードデーを機に考えさせられます。私たちは団結して、搾取や貧困を解決し、職人たちが幸せに暮らせるように努力しなければなりません。』 ジュート・ワークス 代表シシル・アンジェロ・ロザリオさん /生産マネージャー バイジッド・アロム・チョウドリーさん

バングラデシュのパートナー生産団体

バングラデシュでは、シャプラニールのパートナー生産団体であるプロボルトナ、プロクリティ、ジュート・ワークスが活動しています。今回は、それぞれの団体からメッセージをいただくことが出来ました。

プロボルトナは、バングラデシュ北西部にあるタンガイル県を拠点とする団体です。衰退しつつあった手織産業の活性化のため1989年に設立され、手織の伝統の活性化や自然染料を使用した商品開発に力を入れています。クラフトリンクでは、大人気商品であるバングラデシュの手拭い「ガムチャ」や藍染製品を販売しています。

プロクリティは、バングラデシュの地方の経済的に厳しい女性たちの収入向上を目指した仕事づくりの一環として、手工芸品生産活動を行っています。クラフトリンクでは、貧困など様々な理由から性産業に従事せざるを得なかった女性たちの生活の糧となっている石けんブランド「SHEソープ(She with SHAPLA NEER)」やリユースサリー製品、手すき紙の製品を取り扱っています。SHEソープにまつわるストーリーについて、詳しくはこちらをご覧ください。

ジュート・ワークスは、身近な素材であるジュート(黄麻)を使った手工芸を生産し、農村の女性たちの現金収入向上につなげることを目的に、1973年に設立されました。クラフトリンクでは、室内履きとして最適なジュートサンダルやジュートバッグ類、卓上ミニほうきなどのジュート製品や素焼き製品などの生活雑貨を広く販売しています。

相互理解に貢献するフェアトレード

パートナー生産団体は、現地の生産者のために、現地の伝統技術や文化を生かしながら生産活動を行っています。そして、団体とシャプラニールがパートナーシップで繋がることにより、商品だけでなく現地の文化やストーリーが日本の皆さんのもとに届きます。フェアトレードは物質的な「公正な貿易」という枠を越えて、「相互理解」にも貢献する活動であり、パートナーシップであると言えると思います。

シャプラニールやフェアトレードについて興味を持っていただけましたら、クラフトリンクのインスタグラムオンラインショップをご覧ください。

市民アクション推進グループ インターン 成瀬