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バングラデシュ生産団体紹介〜BRAC

Home > 手工芸品販売 > 生産団体紹介(バングラデシュ)

BRAC/Aarong

農村女性の暮らしを支えるバングラデシュの伝統美

写真:BRACで手工芸品を制作する女性BRAC(Bangladesh Rural Advancement Committee)は農村開発に取り組む現地NGOでバングラデシュを代表する最大のNGOです。バングラデシュ独立後の混乱の中、1972年にインドから帰還する難民の救援組織として元々設立されましたが、本来の目的であった救援活動を終えた後、バングラデシュ農村の貧困の問題、特に女性に対する力づけに焦点を当てた活動を始めました。

女性向けの研修の一環としてBRACが行っていた手工芸品生産トレーニングを、1978年に収入向上を目的としたプロジェクトとして、本格的に取り組み始めました。それが手工芸品販売部門のAarongです。Aarongは村市場を意味し、バングラデシュの伝統的な手工芸品生産を通して、農村の人々の生活を支援しています。Aarongで販売されている代表的な商品といえば、シャプラニールの手工芸品でもおなじみのベンガル地方の伝統的刺しゅう、ノクシカタです。元々ノクシカタは女性の民族衣装であるサリー、男性用腰巻のルンギなどの、古くなった布を重ねて刺し子や刺しゅうを施し再利用したものです。戦争や西欧社会の影響もあって一時は衰退しかけたノクシカタですが、現在ではバングラデシュが誇る優れた民衆芸術の一つに位置づけられています。

Aarongで働く生産者の一人、32歳のビギス・ベグムさんは夫と2人の子どもと暮らしており、Aarongで8年間仕事をしています。彼女は「私の収入が家族にとって大きな助けとなっています。BRACから融資を受け夫に※リキシャを買うこともでき、夫は現在働いているので私たち家族の生活は良くなってきています」と言います。また彼女の夢に対しての問いに、「私の夢は子どもに十分な教育を受けさせることです。私は勉強が好きだったのですが、学校に通い続けることができなかったので」と語ってくれました。

彼女たちの作るノクシカタのモチーフにはそれぞれ意味がこめられており、刺しゅうの技術とともに母から娘へ代々受け継がれています。シャプラニールのカタログ『クラフトリンク南風』2003年春・夏では美しいノクシカタの他にもBRAC/Aarongの商品としてシルバーのピアスやブレスレットなども紹介していますのでご覧になって下さい!(通販のページはこちら⇒)

※リキシャ:自転車版人力車。バングラデシュの一般的な交通手段となっている。

(インターン:進藤珠美)

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