シャプラニールとは

シャプラニールについて

シャプラニールは「睡蓮の家」

バングラデシュの子ども1972年に設立された、特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会(シャプラニール)は、特定の宗教、政治、企業、団体には属さず、一般の市民の思いから作られ、その会費や寄付で運営されているNGO(Non-Governmental-Organization)です。シャプラニールとは、私たちの活動の原点であるバングラデシュの言葉・ベンガル語で、「睡蓮の家」という意味です。シャプラ(睡蓮)は、バングラデシュの国花にもなっています。 ※2009年9月1日に「認定NPO法人」に認定されました。

南アジアにて取り残された人々を側面支援

バングラデシュの子どもシャプラニールは、バングラデシュに2名、ネパールに1名の日本人駐在員を派遣し、ストリートチルドレン働く子どもたち、寡婦や老人、障がい者など社会的・経済的に「取り残された人々」の支援活動を現地のNGOをパートナーにして行っています。現地での活動は「当事者自身の生活向上への主体的な参加」、つまり自分の暮らしは自分でよくするが基本であり、 日本人の関わり方によって、住民の依存心を生むことのないよう、細心の注意を払っています。

周りの人々へ働きかけ社会や制度の変化を目指す

バングラデシュの子ども私たちは、「取り残された人々」に支援するだけではなく、その周りの人々に働きかけるなどして、現地の人々がストリートチルドレン働く子どもたちを支援する流れを作り出すための啓蒙活動に力を入れ始めています。現地では、パートナー団体がメディアを通じて社会に働きかけたり、行政と連携したりするための働きかけの技能(これを私たちはファシリテーション技能と呼んでいます)を高めていくための協力も開始しました。活動の成果も少しづつ現われてきており、バングラデシュではストリートチルドレンのドロップ・インセンターの給食に必要な食材のほとんどを地域の商店主などから現物寄付でまかなえるようになっています。

日本の私たちの生活や社会を見直す

バングラデシュの子ども日本に住む私たちの過剰な消費のあり方などが、南アジアの人たちが抱える問題の原因とひとつとなっています。こうした意味で、私たちも当事者であり、日本の私たちの生活や社会を見直し、問い直していくことも大切にしています。そのためのメニューとして "身近にあるものを捨てずに活かす海外協力”「ステナイ生活」や"お買い物を通じて南アジアの生産者を支えるフェアトレード活動”「クラフトリンク」などを展開し、多くの方が気軽に海外協力に参加いただけるようしています。

市民による海外協力を目指して

バングラデシュの子ども海外、国内を問わずシャプラニールの活動を実施していくには、多額の費用がかかります。会の名のとおり、市民に支えられる民間団体としての独立性を保つため、政府補助金や特定の団体からの助成金に過度に頼ることのないようにしています。今後も市民による海外協力を目指し、「南」の国で必要とされる柔軟な活動を維持するためにも、会費収入や一般の方々からのご寄付を増やしていくことを、大きな目標としています。(下の図をクリックすると2008年度の収入構成比率拡大表示できます)

2009年度収入構成比率
こうした活動に対して、これまでに吉川英治文化賞、東京弁護士会人権賞、外務大臣特別表彰、毎日国際交流賞、朝日社会福祉賞が授与されました。また、中学校や高等学校の教科書にも活動の様子が掲載されています。

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