| 出世しない?社協びとの集い |
24日の総会終了後、懇親会を経てその足でシャプラニールの田尻理事(日本NPOセンター事務局長)と琵琶湖へ。「夢をカタチにする全国社協びとの集い びわこ」に講師として呼んでいただいたため。この集い、正式名称は「出世しない社協びとの集い」と言う。京都から車で迎い、到着は何と夜中の1時。それから飲み会に入って寝たのは3時だった。お話したのは翌朝の9時!
社協(社会福祉協議会)はご承知の通り全国の都道府県、市町村単位にあり、地域の社会福祉の拠点となっている。歴史のある全国組織の中で、組織の枠からはみ出してでも地域の福祉の振興に尽くす、いわば「出世しない」社協職員が、「夢」を持ち語り合う、またはその「夢」に共感し、応援しようという人が一堂に会す場として、既に6年目を迎えるそうだ。
私自身、地元では社協のボランティア・市民活動センターの運営に関わっており、そのせいか、今回の講師としてのお題も「東京の底力見せてみろ!~中間支援組織としての社協ネットワーキング~」。田尻さんとのトークと言う形でお話させてもらった。
これまでは「ボランティアセンター」として主に社会福祉分野のボランティアコーディネーションなどの中間支援を行ってきたが、NPOなど市民活動が活発になる中で、福祉の分野を越え、広く地域の問題に取り組んでいる個人や団体の支援を行う必要が出てきており、社協系のボランティアセンターも市民活動全般の中間支援を行うための経験・知見を積まなくてはならなくなっている。また、行政からの補助金が減少する中で、単独の財源に依拠することなく、幅広い財源確保に努めることも必要となっている。
こうした状況の中で、何より社協職員に求められているのは、「当事者性」ではないだろうか。雇われ人として、組織の決めたことに唯々諾々と従っているだけではなく、自ら地域の課題を見つけ、解決に向けて努力する。必要な経費が行政から出なければ自分で見つけてくる。出世はできないかもしれないが、これこそ今の社協びと、いや、NGO・NPOを含めた公益団体の職員に求められるものではないだろうか。
少々眠かったけれど、140人にも及ぶ参加者の熱い眼差しに自らも勇気付けられた集いだった。
| By
K_a_Z
2006年06月25日 21:37 | パーマリンク |

1961年生。中国留学時に天安門事件に遭遇したことが海外協力に関わったきっかけ。91年からシャプラニールの活動に関わり、手工芸品、広報、財務の各部門を経て現在は事務局長。本業の傍ら、地元の西東京市で障がいを持つ子どもたちの学びの場を考える会「




