シャプラニール=市民による海外協力の会
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シャプラニールについて

藤岡ダッカ事務所長のブログネパールに2006年2月より赴任。よろしくお願いします。

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2007年09月27日

 シュレシュ君

s-IMG_1777a.jpg今朝、いつもならバスに乗るところ、天気が良かったので少しだけ歩いてみた。

マイクロ(乗り合いバス)の乗り場にいくと、すでに何台か止まって客待ちをしている。行き先を連呼する呼び込みの男の子たちのなかで、飛びきりの笑顔で目をひいた子がいた。

私が乗りこむとマイクロは程なく動き出した。呼び込みの男の子はくるくるとよく動き、愛嬌がある。いつもは静かに乗っている他の乗客も、彼のおかげか和んでいる様子だった。降りたい場所が近づいたのでその子に「あの角で止めてね」と頼み、マイクロから降りようとしたときに突然男の子が「ねえ、日本人?『わたしは、シュレシュですっ!』」と言った。

そのままマイクロは行ってしまい、シュレシュ君がどこで日本語を教わったのか尋ねることはできなかった。次に会うことができたら話をしてみたいな。



投稿者: 藤崎 日 時: 21:48 | | コメ ント (2) | トラッ クバック (0)

2007年09月26日

 秋雨、秋冷え

ここ数日雨が続いている。シトシト降ったかと思えば、時に強く。

s-s-IMG_1719.jpgこれまでと違うのは、毎日気温がぐんぐん下がっていくこと。秋というより冬が近づいているという実感がひしひしとしてくる。

もうすぐ10月。週末には冬物の衣類を出さないと。

 寒いのは大、大、大、大、大嫌いだけど、それなりに楽しみもある。帰り道、家の近くに並ぶ屋台で、魅惑的な湯気を立てているモモをほおばること。ビール片手に食べられたら最高だけど、それはさすがにできないか。

 <写真は自宅近くの屋台の様子>



投稿者: 藤崎 日 時: 22:33 | | コメ ント (0) | トラッ クバック (0)

2007年09月21日

 ネパール、その後

18日にマオイストの閣僚が政権離脱を宣言した翌日、7政党の説得に応じ23日から開かれるネパール会議派(NC)の党大会を待つことになったという。党大会の「何」を待つのか、新聞などの報道では良く判らないが、おそらくマオイストがこだわってきた連邦制に関して党としての方針を明らかにするということなのだろう。

一方、昨日20日はタクシー運転手などによる道路封鎖で一時渋滞が発生し混乱した。これは政府がガソリン販売の新しいルールを打ち出したことが引き金となった。これまではガソリン不足が深刻になると、政府が運営するガソリンスタンド(カトマンズ盆地内でおそらく4,5ヶ所)でのみ販売をしていたのが、今後政府関係者など一部の人のみに販売を限定し、それ以外の人は民間のガソリンスタンドで購入をすべしとなったのだ。

少なくともこれまでは、時間はかかっても列に並んで辛抱強く待っていればガソリンはなんとか手に入った。それが新しいルールになると、各スタンドの持分が限られているため並んでも購入できない可能性が高くなる。並んで何時間も費やしてもそれが無駄になるかもしれない。それだけではなく、民間のガソリンスタンドは混ぜ物をして売るとか、ガソリンを横流ししてもうけるとか、普段から不信感が強いことが根底にあるらしい。

本当かどうか分からないが、政府のルール変更の裏には「ガソリンを求めて並ぶ人々の姿が、ネパールの国際社会へのイメージを損ねるから」という理由だったと聞いた。そりゃあ、ネパールの人怒るわな。




投稿者: 藤崎 日 時: 21:47 | | コメ ント (1) | トラッ クバック (0)

2007年09月18日

 どこに行く、ネパール

今日、マオイスト(共産党毛沢東主義派)が政権から離脱することを決めた。4名の閣僚が辞表を提出したということである。マオイストは11月に予定されている制憲議会選挙前に王制を廃止し共和制の宣言をすること、そして制憲議会選挙を全議席比例代表制で実施することを要求していたが、それを巡る協議が今日の昼過ぎに決裂した。

午後2時からカトマンズの中心にあるラトナパークで開かれたマオイストの集会では、これから「平和的な」街頭行動を行うこと、そのスケジュールや内容を発表したという。

今日の夕方自宅に帰る途中、集会に参加したと思われる人たちを乗せたバスが通りすぎた。ほとんどが10代後半から20代前半くらいの若者で、表情に険しいものもなくまるでピクニックか何かから戻ってきたような様子で、一体この中の何人がマオイストの主張を理解しているのだろうかと思ってしまった、。一方、チトワンを含むいくつかもの郡で、この動きに呼応したマオイスト支持者がデモ行進を行ったという(彼らは「動員」ではない本物のはずだ)。

ああ、これからどんな展開が待っているのだろう。

この前の日曜日には、ルパンデヒ郡、カピルバストゥ郡(平野部)では、反マオイストの指導者が何者かに殺されるという事件から大きな騒ぎが起こり、外出禁止令が出されていた。いまだ一部の地域では外出禁止令が出されているという。

s-130 063.jpg 写真はガソリンを求めてスタンドに並ぶ人たち(とそのバイク)。ここ数週間、深刻なガソリン不足が続き、数リッターのガソリンを買うために半日近く並ぶという状況が続いている。外を走る車の数は目に見えて減っている。タクシーもメーターでは行かない車が多くなっている。ガソリン不足はネパール石油公社のインドに対する支払いが滞っているのがその理由だが、去年の9月から続いており、車を持たない私ですらこの状況に限界を感じている。ましてや、最近はディーゼル、調理用ガスも不足しており入手が困難であるという。

感心するのはこんな状況でも、人々が辛抱強く、秩序の中で振舞っていることである。ガソリンスタンドに並ぶバイクを見て欲しい。場所を取らないよう横向きに並べているのである。

今日、歩きながら帰る道々、人々の様子、町の雰囲気を感じ取ろうとしてみたが、特に緊迫した様子は感じられなかった。この印象が当るのか、それとも思いもかけない展開が待っているのか、しばらく見守る必要がある。




投稿者: 藤崎 日 時: 20:19 | | コメ ント (4) | トラッ クバック (0)

2007年09月16日

 カトマンズの空港にて

先週一週間、会議出席のためダッカに滞在した。海外活動の戦略をつくるため朝から晩まで会議づめ。持参したコンピューターが、ダッカ事務所のインターネットと相性が悪くほとんどつながらず、帰りの飛行機が遅延すること24時間、いつになく(精神的に)ハードな出張となった。帰りのトラブルはさておいて、行きのカトマンズ空港で見たことを書いてみたい。

ダッカに行くときはいつもバングラデシュのビマン航空に乗るのだが、数少ない機体が故障してフライトの遅延が恒常化しているため、バングラデシュの民間会社GMGを利用することにした。利用客は一体どのくらい居るのだろうと思いつつ空港に来たが、待合室は結構な混み具合。

昨年12月にダッカに出張した時にはダッカ経由で中東へ出稼ぎに行くと思しき男性が圧倒的だったが、今回はちょっと様子が違う。子どもを連れたネパール人女性がとにかく沢山いる。しかも、お互いが顔見知りのようで「あら!」「こんにちは」というような会話を交わしている。服装もTシャツにジーンズなどの比較的自由な服装で、少なくともイスラム教国バングラデシュで降りるのではなさそうである。

ネパール女性も少ないながら出稼ぎに行っているというのは聞いたことがある。しかし子連れ?そんなに寛容な働き先というのもなさそうだし、年老いた両親らしき人を連れた女性もいるのでますます混乱する。ここで聞かずにいたら後悔するし、思い切って聞いちゃえ、ということで隣に座っていた女性に声をかけた。

「すみません、どちらまで行くんですか?」

「香港です」

「仕事をしているのですか?」

「いえ、家族で住んでいます。いつもはネパール航空を使うのですが、最近運行していないのでダッカ経由を初めて使います。*ダッカは暑いですか?ダッカの空港でネパールルピーは使えるかしら?待ち時間が長いので子どもに何か食べさせるようなものは買える?**」

なーるほど。疑問が解けて、私もこれで心置きなく飛行機に乗れる。

ダッカの空港に到着すると、乗り継ぎ組は一ヶ所に固まっていた。2,30人くらいはいただろう。皆、深夜発ドラゴンエアを待って移動するのだ。もとイギリス領だった香港には、結構大きなネパール人コミュニティがあると聞いたことがある。イギリス傭兵として働いていたネパール人にはビザの取りやすいのかもしれない。彼女たちの多くはチベット系の顔つきをしていることからもそんな想像をしてしまった。ネパール語、中国語、英語で教える学校も1つあるのだそうだ。香港には2度ほど行ったことがあるが、次はネパールコミュニティを訪ねて旅するのもおもしろいかもしれない。

*ネパール航空もビマン航空と同じ理由でしばらく運航を休止しているため。

**私がダッカに滞在すると知った彼女から、この後質問ぜめにあう。




投稿者: 藤崎 日 時: 18:45 | | コメ ント (0) | トラッ クバック (0)
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