はじめての試み、“防災フェア”

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”防災フェア”のイベントポスター

”防災フェア”のイベントポスター

バングラデシュの南に位置するバゲルハット県で2017年10月から実施している防災活動。
今年3月10日と13日、2つの郡で「防災フェア」を開催しました。

昨年1月、神戸で実施されている「ぼうさい甲子園*」を視察するため、バングラデシュの事業スタッフと地方行政官を日本に招れいしました。このイベントを参考に、バングラデシュの地方でどのようなイベントを実施すれば生徒たちの意識向上と地域の防災力向上につながるか話し合って企画を作り上げてきました。
*「ぼうさい甲子園」とは、阪神・淡路大震災の経験と教訓を未来に向かって継承していくため、学校や地域で防災教育や防災活動に取り組んでいる子どもや学生を顕彰する事業です。((特非)さくらネットHPより)

まちのいろいろなところにポスターを貼りました

まちのいろいろなところにポスターを貼りました

この「防災フェア」は、学校単位で応募してもらい、防災計画や防災を伝えるパフォーマンス発表してもらいます。当日は、防災教育を実施した7年生を中心に、他の学年の生徒も参加してくれ、2郡で合計50校の参加がありました。
それぞれ防災活動計画部門、ステージパフォーマンス部門、壁新聞部門の3部門で審査員による投票の結果、1等から3等を選びました。そして参加した学校すべてに参加証を贈呈しました。

様々なパフォーマンスを通じて防災を伝えました

様々なパフォーマンスを通じて防災を伝えました

歌で防災活動を伝えるパフォーマンス

歌で防災活動を伝えるパフォーマンス

防災計画部門の展示

防災計画部門の展示

どれも思考をこらした発表で、この短期間に生徒たちが準備し、堂々と発表している姿に誰もが驚きました。
特に、マドラサ(宗教学校)が多く参加してくれたことはとても嬉しい結果でした。多くの人の前でパフォーマンスなんてできない、とマドラサの先生も生徒も言っていたのですが、スタッフが「やってみたら」「あなたたちはできるよ」と気長に何度も学校を訪問しているうちに生徒たちがやる気になり、当日参加してくれました。
結果、パフォーマンスに慣れている公立学校の生徒たちよりも審査員のポイントを得て、2郡とも1位はマドラサがとりました。

パフォーマンス部門1位の宗教学校

パフォーマンス部門1位の宗教学校

来年度は、生徒たちが具体的に防災活動を実行に移せるよう事業スタッフがサポートしていきながら、今回の2群で実施した後、県で最終選考イベントを実施する予定です。

イベント終了後、郡の行政官や教育委員長と話をしたところ、一様に
「子どもたちがここまでできるとは正直信じていなかった。とてもすばらしいイベントになった」
と感想を述べてくれました。

生徒たちが生き生きと自信を持ってパフォーマンスをしてくれたこと、運営側としても多くのボランティアが手伝ってくれたこと、大人たちが子どもたちの可能性に気づいてくれたこと。地域みんなで作り上げたイベントとなりました。
今後も地域行政、地域住民とともに災害に強い地域づくりを行っていきます。

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