モナさん

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バングラデシュ マイメンシン生まれ。
モナの父親は、日雇いで働いています。モナは、8年生まで学校に通いましたが、経済的な理由でその後は勉強をつづけることができなくなりました。

同級生の少年と恋に落ち、付き合って2年後、ついに彼は結婚しようと言い、地元から離れた彼の叔母の家にモナを連れていきました。しかし、彼は、モナをそこに置き去りにして、二度と戻ってはきませんでした。
ショックを受けたモナは、ダッカの縫製工場で何とか仕事を見つけて、3ヶ月ほど働きましたが、その間、何度も強姦にあいました。
そして、故郷に帰ってきたモナを両親は快く迎え入れてはくれませんでした。そんななか、住む場所を提供してくれたのが、売春を仕事としている女性たちでした。彼女たちは、モナに売春を強要したり、勧めたりすることは決してありませんでした。

さらに、彼女たちは地元NGOが始めた石けん工房に空きがあることを知り、モナの応募を手助けしたことで、モナはこのプログラムに参加することが決まりました。

モナは、彼女たちによって新しい人生を与えられたと感謝しています。また、石けんづくりの仕事をこれからも誇りをもって続けていきたいと思っています。

モナの両親も、彼女の大きな変化に気づき、彼女を家に呼び戻しました。
現在、彼女は両親と一緒に幸せに暮らしています。将来は、家と車を持ちたいと思っています。

(彼女たちの希望により、写真は掲載しておりません。)