2021年7月1日から8月31日まで実施しておりましたWSDO生産者への緊急救援募金に温かいご支援をいただき、誠にありがとうございました。

皆さまからお寄せいただきましたご寄付は、102件、629,634円になりました。

ご寄付は、COVID-19感染拡大の影響により厳しい生活を強いられているネパールの生産者たちのために役立てられています。心より感謝申し上げます。
Producers in WSDO

COVID-19感染拡大とそれに伴う長期間のロックダウンにより、クラフトリンクのパートナー団体であるWSDO(Women’s Skills Development Organization )では、生産者への定期的な仕事の提供ができなくなってしまいました。WSDOのあるポカラは、通常観光客で賑わう場所ですが人通りはなくお店も閉店をせざるを得ない状況が続いたからです。
こちらもご覧ください。)

生産者は収入を失い、その家族も窮地に立たされました。中には、COVID-19への感染も含め命を落とした生産者やその家族もいます。WSDOには、シングルマザーや障害者、高齢である親の介護をしている女性たちなど、WSDOからの収入に頼るしか生きる術がない社会的に弱い立場にある生産者が多く働いています。そういった生産者は特に生活に困窮し、家賃を支払うことができなくなる状況に陥っています。こうした特に脆弱性の高い生産者に対して食料配布と、家賃補助の緊急救援を行いました。

食料配布支援/家賃補助支援
米25㎏、小麦粉5㎏、油2ℓ、塩2㎏、豆類6㎏ など4,5人家族の約1ヶ月分の食糧とマスク、石鹸をセットにして、合計105名に配布しました。救援物資の配布はソーシャルディスタンス、マスクの着用、消毒の使用など感染防止対策を講じて行われました。また、市街地に住む障害のある生産者10名へ家賃補助を提供しました。

配布されたお米

配布されたお米

 

 

            生産者の母のような存在であるWSDO代表のラムカリさん(右)より渡された。

家賃補助と食糧支援を受け取る目の不自由な生産者

Disable with relief package-1

脚の不自由な生産者も支援を受け取りました。

皆さまからのご協力に重ねてお礼を申し上げると共に、まだまだ厳しい状況の続く生産者へ、クラフトリンクでのお買い物を通して応援をいただけますようお願いいたします。

クラフトリンクオンラインショップはこちらから