【学校×ステナイ生活】順天中学校・高等学校の取り組みを紹介

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こんにちは、国内活動グループインターンの小野です。

今回は順天中学校・高等学校の取り組みを紹介します。
順天中学校・高等学校は以前からシャプラニールと交流があり、2018年には本校にてバングラデシュのカレーを作るワークショップを開催しました。


カレーワークショップの様子

それまでもステナイ生活やご寄付でのご協力、シャプラニールの講座への参加など、様々な関わりを持ってくださっています。

今回は、先日シャプラニールが開催した“おもちゃで児童労働をなくそう!キャンペーン”に学校で参加してくださり、さらに参加者全員に無料提供していた「バングラデシュ・ネパールってどんな国?」のダウンロードページを生徒の皆さんに配布後、レポートを提出してもらうという取り組みを行ってくださいました。

▼「バングラデシュ、ネパールってどんな国?」のダウンロードページ
寄付などの支援は、どんな国の、どんな子どもたちに届いているの?など親子で一緒に学べる内容になっています。無料でダウンロードできますので、是非ご家庭や学校等でご活用ください。

そこで今回は、順天高等学校の生徒さんが作成してくださったレポートの内容の一部を皆さんに紹介したいと思います。
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高校1年生 女性 

  • 参加理由
    自分が使わないものでも誰かを助ける手伝いができるものになるなんてすごいと思ったからです。 

  • 調べたこと
    • バングラデシュの国旗
      緑の部分は豊かな自然、農業の発展、赤の部分は昇りゆく太陽、独立戦争時に流れた若者たちの血を意味しています。
    • ネパールの国旗
      赤の部分は国民の勇敢さ、青の部分は平和を意味しています。
    • 児童労働の仕事内容
      農林水産業(70.9%)…プランテーションで雇われる、農家の子どもが家族を支えるなど
      サービス業(17.2%)…路上での物売り、車の窓拭きや家事使用人など
      工業、製造業(11.9%)…工場で働く、家で洋服の装飾をつけるなどの作業

  • 感想
    今回頂いた冊子の中に家事使用人として働く子の一日が書かれていました。そこでは自分の時間がほとんどなく寝る時間も遅くてハードな一日だと感じました。 
    私たちは学校で一日のほとんどを過ごすけど、その時間も自分たちのための活動時間なので「人のための時間」を過ごすということが想像も出来ませんでした。11歳の小学生がそんな生活をしないといけない国があると知り、驚いたと同時に悲しくなりました。 
    支援センターでは学校のように様々なことを教えて貰えるとわかりました。私のような学生は募金と言っても大きな額は募金出来ないので、「塵も積もれば山となる」という言葉のようにたくさんの人がこのような国のことを知り、それぞれが少しの支援をしてもっと多くの支援センターが出来ればいいなと思いました。そして少しでも早く児童労働をしなくても生活できるような環境が整えば生活が楽になり、笑顔も増えると思いました。 
    今回の活動で、私たちは働かなくても勉強したり、友達と遊んだりできることがとても幸せな事なのだと改めて思いました。また、このような問題は遠い国のことで私たちにはどうにも出来ない問題だと思っていたけれど意外と身近なことだと感じました。そして、1番はこのような現状があるということを知るということが大切なのではないかと思いました。 

  • 今後について
    今回参加してみて、現地に行ったり講習を受けたりしなくても子どもたちの支援になることがあると知りました。いらないものを捨てるだけではなく売ってみたりして、そのお金を募金すれば人の役に立てるのではないかと思いました。

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このレポートを読んで、普段私たちには少なからず自分の時間が存在し、その自分の時間をどのように過ごすかは自分の意志で決められる環境にいることを再認識させられました。その時間内はやりたいことだけでなく、やらないこと、やりたくないことも同時に選択しており、私たちには選択の余地という自由があることに気づきました。当たり前のように自分の時間が存在し、その時間内において多くの選択肢が並べられた環境を過ごしてきた私達にとって、選択肢以前に自分の時間が全くない生活を強いられている家事使用人の少女たちの生活を想像することは確かに難しいことだと思います。

しかし今回の新型コロナウイルスにより、自分の意志で選択し行動できない状況下に置かれたことで、以前よりも家事使用人の少女たちの生活を想像することができるようになったのではないでしょうか。
寄付やボランティアだけではなく、ステナイ生活を始めてみる、イベントに参加してみる、家族や友達に“家事使用人の少女”について話してみるなど、家事使用人の少女たちのためにできることはたくさんあります。自らの意志によって決められるあなたの自由な時間、その1つに彼女たちへの行動という選択肢を入れてみるのはどうでしょうか。

最後に順天中学校・高等学校の皆さん、この度は“おもちゃで児童労働をなくそう!キャンペーン”への参加、また資料を活用した取り組みを行ってくださりありがとうございました。普段生活している中では考えが及ばず、想像し難い問題は認知されにくいですが、今回のような取り組みから多くの方に知ってもらい、それに伴って行動する人も徐々に増えていくと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。

小野

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