【職員インタビュー】クラフトリンク 赤井希

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こんにちは!クラフトリンクのインターンの和田です。

今回は、クラフトリンクグループの赤井さんをインタビューさせていただきました。

写真集をきっかけに国際協力の道へ

和田: シャプラニールに入るまでの経緯・経歴を教えてください。

赤井: 幼馴染の母親がニュージーランド出身ということもあって海外には小さい頃から興味を持っていました。中学生くらいの時に本屋さんに立ち寄った時、文庫本でパレスチナの写真集を手にしてとても衝撃を受けたのを覚えています。その写真集がひとつのきっかけとなり、また中学生のときにアメリカで同時多発テロが起きて、世の中を変えられるようになりたいと漠然と思いました。

和田: そのまま大学でも国際協力の道へ?

赤井: 英語を学びながら国際問題ついて学びたいと思い、生徒数の半分を留学生が占めている大学に進学しました。サークルも模擬国連に入って、様々な議題について徹夜で話し合ったりしました。大学での生活はすごく楽しかったんですけど、やっぱり私は人権問題や紛争の場で役に立つ人間になりたいと強く思いました。ですが、その時はまず親から独立したいという気持ちがあって、就職活動をして一般企業の営業職に就きました。

「現場」という言葉を耳にして

和田: 一般企業へ就職したあとも国際協力の道へ進みたいと思っていましたか?

赤井: 最初の2年は仕事に集中していて、入ってから、福岡のNGOをまとめている団体の国際協力キャリア勉強会に通い始めました。勉強会に参加していくうちに考えを共有する人たちと話すことができて、実際いろんなNGOの方がいる中で「現場」という言葉を沢山耳にしました。最後の飲み会で10年前に青年海外協力隊でコスタリカへ行った方と話して、その方のジャングルでの生活がとても面白いなと思って私も現場で生活したいと協力隊に応募しました。

赤井さん_画像

 

和田: 協力隊に応募する際に希望の国や地域はありましたか?

赤井: 大学卒業時に訪れたニュージーランドで、コンゴから難民としてやってきた方と出会いました。同年代の方なのですが彼の父親以外はみなコンゴで亡くなっていました。私はその時初めて自分が勉強していたことが、結局は本の中でしかなかったんだと痛感しました。このことがきっかけでアフリカに関心があったので、協力隊に応募する際はアフリカ希望で出していましたが、フィリピンに行くことになりました。フィリピンは行ったら自分にとても合っていて、すごく楽しかったです。

和田: 協力隊での活動はどのようなことをしていたのですか?

赤井: 有機農業普及やゴミ問題の啓蒙などいろいろやっていましたが、私の中で一つの形になったのが、住んでいた町の一村一品商品だと言われていたウチワによる収入向上の活動でした。日本の地方のように町をあげて大々的にやることが少なかったので、何かしたいなと思って仲良くなった方とウチワからポーチやバッグを作って売ったり、関係者と繋いで販路開拓や技術向上を行ったりしていました。

帰国して芽生えたフェアトレードへの関心

和田: 日本に帰国してからシャプラニールへ?

赤井: 日本に帰ってきてから、フィリピンでやってきたことってフェアトレードだったのかなって思いました。学生時代は議論とか話し合いとか、大きい国レベルで動かないと世の中変わらないという意識がどこかにありました。だけど、フィリピンでウチワを通してお世話になった女性は明らかに何かが変わっていて。機会があれば個人の努力で自分の生活は変えられるのかも知れない、上からしてもらうような援助や支援ではないフェアトレードって面白いと思って、元々関心があったNGOでかつフェアトレード部門の募集があったのでシャプラニールへ応募しました。

和田: シャプラニールに入ってから印象的だったイベントや出来事はありますか?

赤井: 参加しておもしろいと思ったのは、2017年に開催された「〈よそ者〉と〈ばか者〉が村を変えた!? ~ネパールのコーヒー作りから学ぶ村おこし~」というイベントです。日本からやってきた〈よそ者〉とネパールの〈ばか者〉がどのように出会い地域の人を巻き込んでコーヒー生産を行ってきたのか、シャプラニールを含めた三者の想いを知れるイベントでした。

2018年夏に開催された「ギティさんの来日講演」も、生産者に近いパートナー団体の方がこんなに強い想いをもってフェアトレードを行っているんだとわかって、感動しました。

和田: 休みの日はどのように過ごしていますか?

赤井: 地元の福岡に比べると東京では様々な国際協力に関連するイベントや講演会があるので休みの日は結構行っています。でも私、仕事と私生活を分けたい人らしくて、最近はただ何もせずだらだらしたり、汗をかきに行ったり。服も職場と私生活では変えるようにしています。

フェアトレードのものを集める場をつくりたい

和田: 今後目標にしていることはありますか?

赤井: 近い将来でやりたいと思っているのは、フィリピンでつくっているウチワを日本の夏まつりで売りたいです。おばあちゃんになったら自分の家の一角で世界中のフェアトレードのものや青年海外協力隊の隊員が任地で手作りしているものなどを集める場にしたいなーなどと思っています。

和田: 最後に、赤井さんは国際協力で心掛けていることはありますか?

赤井: 関心があればなんでもやってみたらいいと思います。いきなり職員を目指したり、駐在を目指す必要はなくて、いろんな関わり方がありますし。タイミングさえ合えば思いっきり行動したほうがいいと思っています。

和田: ありがとうございました。


学生時代から国際協力への関心を持ち続けた赤井さん。
関心があることには果敢に挑戦することの大切さを学びました。

次回の職員インタビューもお楽しみに!

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