【職員インタビュー】 クラフトリンク 野口歩

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こんにちは。クラフトリンク、インターンの北川です。

今回はクラフトリンクグループの野口さんへお話を伺いました。
いつも明るく楽しい野口さんのフェアトレード対する姿勢を知ることができました。

中学生の時に芽生えた思い

北川:シャプラニールに入るまでの経歴を教えてください。

野口:中学生の時に、夏の体験学習でNGOを訪れる機会がありました。たまたまそこにミャンマーの方がいらして。ミャンマーはどんなところなのって聞いたところ「夜一人で歩いてはいけない」「言いたいことが言えない」といった話や、サイクロンで大きな被害があった際には「世界各国から救援物資は届いても、物資をちゃんと必要な人のところに届けられていない」といった話を聞いて大変衝撃を受けました。

それと共に、今まで自分が「当たり前」と思っていた生活とのギャップを感じました。自分が当たり前と思ってきた暮らしって、夜出歩いても大丈夫だし、自分の言いたいことが言える。でも世界のどこかでは、それが当たり前ではないところがあるんだと思って。そこから国際協力の仕事を考え初めるようになりました。

北川:早くから国際協力の仕事を考えていたのですね。

野口:中学、高校生の時に通っていた学校でフェアトレードや国際協力について授業で扱っていたりしていたので、今思えば国際協力に関わりやすい環境にいたのだと思います。例えば、学校の食堂にフェアトレードのチョコレートが置いてあったり、オーガニックや地元で採れたものをなるべく使ったりしていました。

大学は行くか行かないかというところで、やはりより深く国際協力について学んでみたいと思い、国際関係学部に入りました。大学は、長期の休みがあったので、大学2年生の時に自分でアルバイトをして、お金を貯めてフィリピンへボランティア活動に行きました。大学3年生の時にはバングラデシュへも行きました。その時に様々なNGOなどを訪れました。現地の人の話を聞いていると「シャプラニールという日本のNGO団体にお世話になっている」という話を沢山耳にしました。

野口さん_画像1

バングラデシュで知った「シャプラニール」

北川:シャプラニールのことはバングラデシュで知ったのですね。

野口:そうですね。バングラデシュに行ったときにシャプラニールという日本のNGOがあって、バングラデシュの人々と長年かけて深い関係を築いているということを知りました。それまではシャプラニールについて知りませんでした。日本に帰国してから調べたらちょうどインターンの募集をしていて、大学4年生の時にインターンを始めました。

北川:国内部門のインターンでは何をされたのですか。

野口:最初はものごとをゼロから作れる人になりたいというのがありました。なのでイベントにはたくさん関わりました。例えば、児童労働反対デーに向けてフラッシュモブを行いました。事務所がある教会の前で職員とボランティアの方が共に歌って、踊りました。Youtubeにも載っていますよ。

また、ユース・チーム (シャプラニールの学生ボランティア団体)が行うユース・フォーラムという宿泊型のイベントも担当しました。イベントでは3時間のワークショップを持ち、開催直前まで作りこみをしていたのを今でも鮮明に覚えています。

インターンする中で気づいた自分ができる国際協力の形

北川:インターン終了後は何をされたのですか。

野口: 本当はNGOに就職できたらと考えていましたが、NGOは新卒を採用しているところがあまりなくて。自分は国際協力とどうやって関わっていけるのかと考えたとき、シャプラのインターンを通して人と関わるのが好きということに気が付きました。

それならばアパレルが向いているかもしれない、アパレル業界に入るのなら自分の好きな商品を売りたい。フェアトレード商品がいいなと。そこでフェアトレード商品を扱っているところに就職しました。2年間くらいしたときにやっぱりNGOで働きたいと思って、ちょうどシャプラニールがアルバイト募集していたのでステナイ生活のアルバイトをしました。

北川:クラフトリンクへ入職後、シャプラニールのイベントなどで印象的だったことはありますか。

野口:ある大学でシャプラニールの活動とクラフトリンクの活動を1時間くらい話す機会がありました。終了後5・6人の生徒が来てくれて「今の話を聞いて、野口さんのような人になりたい」っていう生徒がいて、とてもうれしかったです。興味を持ってもらえる話し方ができたことを実感できた瞬間でした。

北川:私生活の中でもフェアトレードについて常に意識していますか。

野口:実際はそこまで意識していない自分がいます。ただ、今日はフェアトレードの食べ物を買ってみようとか、いつもの服装の中にピアスだけでもフェアトレードのものをつけるとか。その程度の意識はしています。小さいことであってもそこから「そのピアスかわいいね」と会話が生まれてきたりして、フェアトレードを知ってもらえる機会が増えると思います。

みんなが笑顔になるカタログをつくりたい

北川:今はご自身のやりたいことを実現できていますか。

 野口:私だったらカタログを作ることによってたくさんの人に商品を見て、購入いただき、それが生産者さんに還元されて、ゆくゆくは自立支援につながっていくことになります。直接ではなく間接的ではありますが、自分のやりたいことができているなとは思います。

北川:今後目指していることはありますか。

野口:些細なことからするともっと英語ができるようになりたいです。海外の人とやり取りすることが多くてそこでちゃんと答えられるようになりたい。あとはもっと商品の魅力、ストーリーを伝えられるクラフトリンクのカタログを作りたいです。更に欲を言えばずっと支えてくださっている方がカタログを見て、自然と心が踊り、笑顔になってくださるようなカタログにしたいです。

北川:ありがとうございました。


人と人との関わり合いを大事にする野口さん。生産者との直接的なやり取りでなくとも、フェアトレードの販売を通して、生産者の役に立つことができると改めて学ぶことができました。

次回の職員インタビューもお楽しみに。


関連情報

ユース・フォーラムについて
https://www.shaplaneer.org/youcan/volunteer/youthteam/youthforum/

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