みなさま、はじめまして。シャプラニール海外活動グループインターンの志賀いずもです。

6月11日に開催されたイベント、「シャプラバ!家事使用人の少女たちに素敵な未来を」に参加してきました。

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左が私、右がクラフトリンクでインターンをしている杉山琴美さんです。私たちが手にしているのは、チャリティTシャツ。興味のある方はぜひこちらをご覧ください!

イベントでは、まず、海外活動グループの勝井さんから、バングラデシュの基本情報や、働く少女たちの概要について説明がありました。深刻な暴力を受けている少女たちもいるという話に胸が痛くなります…

講演をする勝井さん

講演をする勝井さん

その後、二人一組になって、ワークショップを行いました。AとBに分かれて、Aさんは雇用主、Bさんは家事使用人の少女たちの役です。

Aさんから「サリーをキレイにたたみなさい!」と命令されたBさん。一生懸命サリーをたたみます。「終わった!」という声が聞こえたと思ったら、Aさんから「たたみ方が汚いからやり直し!」という厳しい指示。Bさんは「はい」としか言えません。

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ワークショップ後、Bさんが「屈辱だった」と感想を話してくれました。家事使用人と雇用主の関係を体感できたワークショップでした。

後半は、ダッカ事務所のアドボカシーオフィサー、アティカさんによる講演です。

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アティカさん

バングラデシュと東京をスカイプでつないで講演するという初の取り組み。バングラデシュではちょうど嵐がきていて、途中で停電になるなどハプニング(!)もありましたが、ダッカ事務所長の藤崎さんによる通訳を介し、現地での活動を紹介してもらいました。

藤崎さん

藤崎さん

一番印象に残ったのは、児童労働を解決するには、制度を変えるだけではたりないということ。制度だけでなく、人々の意識や行動、社会を変えることも大切で、この二つがそろってはじめて解決の道へと進むことができるのです。

イベントの最後には6月12日の児童労働反対世界デーに合わせて、参加してくださったみなさんとレッドカードアクションをしました。

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ダッカ事務所のみなさんもレッドカードアクションをしましたよ!

レッドカード-ダッカ事務所写真

カトマンズ事務所でも児童労働にレッドカード!

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現地の生の声を聞くことができた今回のイベント。勉強になるだけでなく、自分には何ができるのか、改めて考える時間になりました。

インターン 志賀