昨夜眠くなって早く寝ちゃったので、今日は2日分のキャラバン日記を書きます。

 まずは昨日18日。スガハラ職員と私は郡山で買った「福島まるごと弁当(1000円)」を以下のようなのどかな車窓の秋景色を見ながらバスの中で食し…

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 …そして、やってきました。仙台へ!

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 仙台駅前から向かったのは仙台国際センター。ここの研修室が今日の講演会場です。

忘れ物のせいで郡山からのバスが一本遅れてしまったので、ちょっと焦りつつ講演開始20分前の到着でしたが、「仙台ボンドゥの会」の代表の原さんがふわーっと優しい笑顔で迎えてくださり、ほっとしました。

研修室前のスペースには、「家事使用人として働く少女たち」の写真もきれいに展示していただいてます。

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今回参加してくださった方々は年齢も20代から70代ぐらいまで、男性も女性もいらっしゃり、どちらかというと学生さんは少なめ。どんなお仕事をされている方なのかなあ、と逆にこちらからひとりひとり経歴をお尋ねしたい感じで、いろいろな方がいらっしゃいました。

「今日は芋煮日和の中、おいでいただいてありがとうございます…」という原さんのご挨拶でスタート。天気がいいので河原で芋煮会に興じる人が多い日だったようです。山形だけじゃなく宮城でも芋煮はポピュラーなんですね。ちなみに山形の芋煮はしょうゆ味で牛肉入り、宮城は味噌味で豚肉なんだそうで。

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(まじめに講演中)

講演が終わったあと、予定の終了時間まであと50分ぐらいあったので、ありゃ時間が余ったかな、と思ったのですが、その後矢継ぎ早にたくさんのご質問が!

パートナーNGOとシャプラニールの役割分担は?政府の児童労働への対策は?バングラデシュでは子どもへの体罰というのは多いの?バングラデシュのNGOはどんなことを目指してどんな風に設立されているの?….といったたくさんの的を得たご質問にお答えしているうちに、あっという間に時間は過ぎ去ったのでした。

そして講演終了後の4時から、仙台ボンドゥの会の創設の頃からのメンバーのおひとり、大越さんの音頭で、貧困に立ち向かうためのスタンドアップ・アクション!をして写真をぱちり。

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(撮影:仙台ボンドゥの会 原容子さん)

その後は、原さんが作ってきてくださったバングラデシュの甘いミルク粥「キール」とお茶を飲みながら楽しく雑談。このキール、原さんは「ちょっと煮詰めすぎちゃったかしら」と気にされていましたが、甘さ抑え目で、カルダモンの香りが利いていて、ほんとにおいしかったです。私お代わりしました。

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今日の、というかたぶん今回のキャラバンの最年少参加者は、大越さん(右端)の3番目のお子さん。ほっぺた真っ赤でもう可愛くって、みんなで順番に抱っこ。写真で抱っこしているのは仙台ボンドゥの会代表の原さんです。

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講演終了後は、数人で晩御飯を食べに行きましょう、ということになりました。やっぱり仙台といえばアレでしょう。

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そうです、牛タンです。ここは行列ができてるかなり人気のお店。牛タン定食とビール、それにちょこっと地酒も。いやーおいしかったです。私は仙台に来たのは実は初めてだったので、仙台の牛タンも当然初めてだったんですけど、ぶ厚いんですねえ。それにテールスープと麦ご飯と唐辛子の南蛮煮が定番なんですってね。知らなかったです。

仙台ボンドゥの会の皆さん、今日参加してくださった皆さん、どうもありがとうございました!また一緒に何かやりたいですね。